ニューカッスル、2年連続でクリスマスパーティーを中止…成績不振で

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 FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルが、2年連続でクリスマスパーティーの開催を取りやめたようだ。イギリス紙『ガーディアン』が14日付で伝えている。

 同紙によると、ニューカッスルの選手たちは今シーズンここまでの成績を踏まえて、クリスマスパーティーを行わないことに決めたという。同クラブはプレミアリーグ第16節終了時の段階で3勝4分け9敗の勝ち点「13」で15位。残留圏内にはつけているものの、降格圏の18位・ハダースフィールドとは勝ち点差がわずかに「3」となっており、全く安心できない状況にある。

 15日の第17節・ハダースフィールド戦に向けた記者会見で、ラファエル・ベニテス監督は以前からキャプテンを務めるDFジャマール・ラッセルズに対して「もし間違ったことをすれば、君たちは思い知ることになる」と警告していたことを明かした。そのため、ベニテス監督は「このチームの選手たちは、昨年パーティーをキャンセルした。正しいことではないと分かっていたからね。今年も全く同じだ。ジャマールは極めて賢明だったと思うよ」とコメント。2年連続でのパーティー中止を支持している。

 試合が続く12月、ニューカッスルは浮上のきっかけをつかむことができるだろうか。