アメリカ政府の要請でカナダで逮捕された中国通信機器大手「華為技術」(ファーウェイ)の猛晩舟・副会長兼最高財務責任者は、8億5000万円を支払って保釈された。しかし、これでは収まらない中国は、拘束中のカナダの元外交官とは別に、もう一人カナダ人を拘束したという情報が入ってきた。

高木美保(タレント)「中国はアメリカ人を拘束しないで、なぜカナダ人ばかりなんですかね」

アメリカに引き渡すなと圧力

中国事情に詳しいコラムニストの近藤大介氏はこう解説した。「カナダは今後3年間で10万人の中国人移民を受け入れようとしています。彼らは平均100万ドルを持ってやって来る。3年間で10兆円に上り、カナダはそれをあてにして予算を立てており、フイにしたくないので立場が弱いんです」

猛をアメリカへ引き渡さないように圧力かける意味もあるだろう。

そうはいっても、カナダはアメリカとの関係のほうが、対中国よりずっと大きい。カナダがアメリカへの犯罪容疑者の引き渡し拒否したのは、1999年から15年間で5例のみという。