人気の「ふるさと納税」の偽サイトが、年末の駆け込み需要を狙って、増加しているという。菅偉義官房長官も「ふるさと納税の悪質な偽サイトがある。総務省に注意するよう促した」と警鐘を鳴らす。

北海道三笠市を名乗る偽のふるさと納税サイトは、返礼品の黒皮スイカ(夏の女神)が特価でもらえるとあり、寄付金をだまし取る。静岡県磐田市の公式のサイトの画像をコピーした偽サイトは、44万円の商品を33万8800円に割り引きなどと書かれている。福岡県は12の市町村の偽サイトを確認したという。

偽サイトに騙されて7200円を寄付した女性は、品物が届かず、警察が詐欺の疑いで捜査中だ。「とくダネ!」がサイトに記載されている運営業者の住所を尋ねたが、会社は実在せず、電話番号も使われていなかった。

「割引販売」「セール」は疑え

だまされないためには、どこに注意すればいいのか。そもそも、ふるさと納税の楽しみは返礼品なのに、「割引販売」なのだ。さらに、「E-MAIL里告知のある」「おサイズが合わない」など、変な日本語が使われていたりする。

笠井信輔ニュースデスクは「外国人の影が見受けられますね」と指摘する。

利用率ナンバー1のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の広報担当・宗像深さんは、「ふるさと納税には割り引きやセールは存在しません。振込先は自治体であり、株式会社や個人であることはありません」と注意を呼びかける。

山田秀雄(弁護士)「特殊詐欺に近いと思います。巧妙化しているので、相当注意しないといけない」