HUAWEI Mate20 Proはトリプルレンズの進化が楽しい! アートなボケ効果が見る人の目を魅了する

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ファーウェイは、中国メーカーとしてガジェット通などの知る人ぞ知るメーカーでした。
しかしいまではSIMフリースマートフォンの国内シェアNo1と知らない人が少ないほどの人気メーカーとなっています。

ファーウェイのスマートフォンを一躍人気にしたのが、ライカブランドのダブルレンズを早期から採用したモデルです。
まるで一眼レフのようなボケ効果を実現したファーウェイのスマートフォンのカメラ機能は、あっという間に人気となりました。
さらに、ボケ効果だけでなく、カメラの老舗メーカーであるライカとの連携が、それまでのスマートフォンカメラとは一味もふた味も違う写真が撮影できることが高く評価されたことも、ファーウェイのスマートフォンの評価を引き上げた理由です。


HUAWEI Mate 20 Pro


そのファーウェイから、SIMフリースマートフォンの最高峰と言えるスペックを誇るHUAWEI Mate 20 Proが発売となりました。

・ディスプレイサイズは、6.39インチ、ノッチによる全画面ディスプレイ。
・CPUにはKirion 980を採用し、従来機種よりGPU機能が大幅にアップ
・大容量バッテリーの4200mAhは、30分で70%まで充電が可能
さらにワイヤレスでの逆充電機能にも対応
・高精度なGPS、3D顔認証、ディスプレイ上の指紋認証
など、最新かつユニークな機能を搭載しています。


トリプルレンズ


そしてMate 20 Pro最大の特徴が、トリプルレンズです。
35mm一眼レフの焦点距離に換算すると、27mm、80mm、16mmのレンズを搭載しています。

従来のダブルレンズを搭載しているスマートフォンは、標準と望遠だけでした。
Mate 20 Proには、16mm相当という、超広角なレンズがさらに搭載されています。
それぞれのレンズの画素数は、
・27mmが約4000万画素
・80mmが約800万画素
・16mmが約2000万画素
など、いずれも高画素になっています。
また、
・2.5cmまでのマクロ撮影機能を搭載
・夜景撮影に強い機能を搭載
・AI機能により、
1500以上のシナリオ
25種類のカテゴリ
これらを被写体により自動認識して最適な設定で撮影ができます。

トリプルレンズによる撮影例です。
撮影の切り替えは、ディスプレイ上でスムーズに切り替えができます。
16mmの超広角撮影は、スマートフォンカメラとしては異例の画角の超広角となっており、広範囲の撮影が可能となります。


トリプルレンズによる遠景による作例です。
カメラアプリ上では、1倍、3倍、広角という切替になっていますが、1倍は27?レンズ、3倍は80?レンズ、広角は16mmレンズに相当します。

1倍の27mmレンズで撮影した作例です。

1倍(27mm)



このシーンを広角の16mmレンズで撮影した作例です。より広い範囲が撮影できます。

広角(16mm)


なお、80mmレンズで撮影した場合は、デジタルズームのような解像度の低下はなく、綺麗に撮影ができます。


3倍(80mm)


続いて、トリプルレンズによる近景の作例です。
近接撮影に強いため、80mmでもマクロ的に撮影が可能です。


広角(16mm)



1倍(27mm)



3倍(80mm)


アパチャーによる作例です。アパチャーの絞り値は撮影後に変更することができるため、ボケの調整が可能です。また、フォーカスポイントを変更することも可能です。


絞り値F16



絞り値F0.95


ポートレートモードによるボケ効果の作例。
ボケはリアルタイムに表示されず、撮影後、保存データに反映されます。


ハート型のボケ



渦型のボケ



うろこ型のボケ



多様な撮影に対応できるHUAWEI Mate 20 Proは、ハイエンドスマートフォンの中でもカメラ機能は突出しています。機種選択の上で、カメラに重点を置く場合は、HUAWEI Mate 20 Proを選択肢にするのはいかがでしょうか。


伊藤浩一