年末年始の予定は、Webページから自分のカレンダーに取り込もう! Googleカレンダーの便利な使い方

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これから迎える年末年始では、企業やショップなどのWebページでイベントの予定などを確認する機会が増える。

こうした予定は、カレンダー形式で公開されているケースも多い。
そのカレンダーがGoogleカレンダーであれば、予定を自分のGoogleカレンダーに簡単に取り込むことが可能だ。削除も簡単なので、気になる予定はどんどん取り込んで活用したい。

今回は、その方法を説明しよう。

●公開されたGoogleカレンダーとは?
公式ページには「イベントカレンダー」が掲載されていることが多い。
市役所などの公的機関、美術館や博物館、小売り店舗やスポーツ施設など、人が訪れる場所・施設はもちろん、個人でも自分のWebページやブログで予定を公開している人は少なくない。

予定を公開する方法はいくつかあるが、Googleカレンダーを利用しているなら、登録している予定をそのまま公開できるのでおすすめだ。
筆者も自分のWebページで、Googleカレンダーを使って管理している予定を公開している。


筆者のホームページ。仕事の予定をGoogleカレンダーで公開している。


Googleカレンダーの設定画面でコードを取得し、ホームページに埋め込むだけで公開できるので、とても簡単だ(今回は、その方法は割愛する)。

同様の方法で予定を公開している組織・個人もある。
たとえば、国立国語研究所の公式ページだ。
イベントの予定がGoogleカレンダーで公開されている。


国立国語研究所のWebページ。イベントカレンダーがGoogleカレンダーで公開されている。


●公開されているGoogleカレンダーの予定を自分のカレンダーに取り込む
公式ページやブログで公開されているGoogleカレンダーの予定は、自分のGoogleカレンダーに簡単に取り込める。

方法は、右下の[Googleカレンダーに追加]をクリックするだけだ。


右下の[Googleカレンダーに追加]をクリックする。



自分のGoogleカレンダーに切り替わり、このようなウィンドウが表示されたら[追加]をクリックする。



自分のカレンダーに公開カレンダーの予定が追加される。追加したカレンダーは左下の[他のカレンダー]に表示される。


なお、追加したカレンダーは左下の[他のカレンダー]に表示され、先頭のチェックボックスで表示/非表示を切り替えられる。また、不要になったら右端の[×]をクリックすればいつでも削除できる。



先頭のチェックボックスで表示/非表示を切り替えられる。[×]をクリックすれば削除できる。


このように、公開されているGoogleカレンダーの予定は、簡単に自分のカレンダーに組み込める。また、不要になったら簡単に削除ができるので、興味・関心のあるカレンダーが公開されている場合は、気軽に取り込んで利用するとよいだろう。

Webページによっては、カレンダーに登録用のボタンが用意されている場合もある。この場合は、登録するカレンダーサービスを選択できる。Googleカレンダーに取り込むなら、メニューから[Googleに追加]を選択すればいい。

なお、OutlookのカレンダーやAppleカレンダーなど、ほかのカレンダーサービスを選択すれば、それらのカレンダーに取り込むことも可能だ。


登録用のボタンが用意されている場合は、クリックして該当するカレンダーサービスを選択することで、そのカレンダーに予定を登録できる。



井上健語(フリーランスライター)