元イタリア代表のFWジャンルカ・ヴィアリ氏【写真:Getty Images】

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 サンプドリアやユベントスなどで活躍した元イタリア代表のFWジャンルカ・ヴィアリ氏が癌と戦っていたことを明かした。

 伊紙『コリエレ・デッロ・セーラ』のインタビューでヴィアリ氏は「まだ完全に終わったかどうか分からないが」と前置きしながらも「体調はとても良い」と1年に渡り癌の闘病生活をしていたことを明らかにした。

 1980年にクレモネーゼでプロとしてのキャリアを始めたヴィアリ氏は84年にサンプドリアに移籍する。サンプドリアではチームをセリエA制覇に導くなど320試合に出場し139ゴールを挙げる活躍をする。その後はユベントス、チェルシーでプレーし99年に現役を引退した。

 そんな往年のストライカーが語った癌との闘病生活。「家族に説明するのはとても辛かった。愛する人を傷つけたくないからね」と当時を振り返った。さらに「病気だと誰にも気づかれないようにシャツの下にセーターを着ていたこともあった」と痩せている体系を悟られないようにしていたことも明かした。一方で「手術と化学療法のおかげで今が人生で一番体調が良い」と近況も語っている。

「今まさに厳しい状況に立っている人々を鼓舞したかった」と話すヴィアリ氏。54歳の勇気ある告白はきっと多くの人に希望を与える事になるだろう。

text by 編集部