チーズにナッツにサーモンまで!素人でもできる燻製で週末のお酒は一層旨くなる!

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<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

週末や休日の夜はどこかに出かけるより、ひとり自宅でゆっくりお酒を飲むのが至福のひととき。たとえ寒い時期であっても、キンキンに冷えたビールは美味い! これにおつまみがあればもう最高! でも、せっかくなら、ちょっと凝ったおつまみが欲しい。コンビニで買ってきたおつまみじゃなくて、香りの効いた燻製料理とか。でも燻製って自宅でやるのは時間もかかるし、機材なんかも必要だからお金もかかる…。はあ、どこかに手頃に燻製料理が作れる機材ってないかな〜

なんて思っていたら登場しましたよ! グリーンハウスから発売中の「フードスモーカー」なら価格も手頃(5940円/税別)で、わずか10分で簡単な燻製料理ができるんです。料理な苦手な男性の方でもできるお手軽燻製機ですよ!

■スモークチップを入れてスイッチを押すだけ!

▲本体左側にある黒いボタンがスイッチ。なおこれ以外のスイッチなどは一切ない

まずは「フードスモーカー」の特徴から。サイズは高さ約16cm、幅約5cm。このサイズなら自宅だけではなく、キャンプ場にだって持っていけますね。またサイズ以上に嬉しいのが電池式なところ。単3電池2本で可動するので、熱源も不要。持ち運びにも最適な燻製機です。

▲電池は本体の裏から入れる

さらに嬉しいのが、燻製初心者におすすめのチップが3種類(「サクラ」「リンゴ」「ヒッコリー(オニグルミ)」が付いていること。別途で買う必要がないので、すぐに燻製を始められます。

▲最初からスモークチップが付いているのはありがたい

■さっそくフードスモーカーを使って燻製にチャレンジ!

使い方もとても簡単。まずは燻製にしたい食材を密閉されたボウルやフリーザーバッグに入れます。そこに「フードスモーカー」のチューブをいれてセットは完了。あとは、スモークチップを選び、本体上部に入れ、スイッチを押すだけ。チップに着火し、食材の入れた容器内に煙を充満させるだけで、食材に薫香が付きます。

▼うずらの卵を燻製に

手順1:食材をボウルに入れる

手順2:「フードスモーカー」上部にチップをいれ、チューブをボウルに入れる

▲入れる量はひとつまみ分。付属のスモークチップだけでも何回でも燻製が可能だ

手順3:空気が漏れないように密閉してから、スイッチを入れる。チップ着火して燻製開始!

▲煙がでるので、換気ができるところ近くでやるのがベスト

手順4:煙が充満したらチューブを抜いて、ボウルを密閉

▲煙で中が見えなくなるまで続ける

手順5:卵に薫香がつくまで、10~15分ほど待機

▲煙が充満したら、完全に密閉

完成!

写真ではわかりにくいかもしれませんが、表面は、うっすら黄味がかった感じですね。食べてみると白身の部分にしっかり燻製の風味が感じられました。

■おつまみになりそうな食材をいろいろ試してみた

せっかくなので、お酒のおつまみになりそうな食材や、家の中にあった食材をいろいろと燻製してみました。

▼オツマミの定番、ミックスナッツ、チーズ、サーモンを燻製

▲ボールを使うより楽。これならキャンプ場などでも手軽にできます

お酒のオツマミといえば、ミックスナッツ、チーズ、サーモン。ビールやワインによく合いますよね。早速この3品も燻製にしてみました。こちらはボウルではなくジップロックで。サランラップを使わないで済むので、こちらの方が経済的かもしれませんね。

ジップロックに煙が充満したことを確認し、あとは待つだけ。

▲ミックスナッツの燻製

▲チーズの燻製。色はあまり変わらず。しかし燻製の香りはばっちり感じられた

▲サーモンの燻製。こちらは燻製するまえに塩・コショウですこし味付けした。

どれも10分ちょっとで完成。しっかりと香りもついており、これはお酒がさらに進みそうです。

▼自宅にあったツナとコンビーフも燻製にしてみた

非常食用に取っておいたツナ缶とコンビーフ缶ですが、いろいろと調べていたらそれぞれ燻製にできるようなので、こちらもやってみました。

▲(左)コンビーフの燻製(ツナの燻製)

燻製にしても、見た目はあまり変わらず。ですが市販のツナ缶でも10分手を加えるだけで、味はグッと変わりますね。

■燻製料理がわずか10分ちょっとで完成!

うずらの卵から始まり、チーズ、ミックスナッツ、サーモン、ツナ、コンビーフと、とりあえず家にあり、酒のつまみになりそうなものを燻製にしてみました。その結果、これだけの燻製料理を作ったのにも関わらず、かかった時間はトータルでも1時間ちょっと。たとえば、休日の午前中にササッと燻製料理を作って、夜の晩酌に…なんていうのは最高かもしれませんね。また、なにより「自分で作った」というところがポイントですね。これなら友達に自慢してもいいかも?

■ツナとコンビーフは燻製のサンドイッチに

▲出来栄えは悪いが、味はいい!(大事)

ツナとコンビーフも酒のおつまみにする予定でしたが、ツナとコンビーフは趣向を変え、サンドウィッチにしてみました。レタスやハムを挟んで、ツナサンドとコンビーフサンドの完成。これはこれで、朝から食べられたら、ちょっとテンションが上がりそうですね。

■「フードスモーカー」使ってわかったこと

▲使い終わったあとは、付属のブラシを使って、燃え尽きたチップをはき出す。専用のメンテナンス道具も付いているなんてなんて優秀なんだ

「フードスモーカー」を使ってわかったことは、とにかく簡単なこと。確かに、色・味ともに、直火で作る燻製には及ばないかもしれません。ですが、時間をかけずに燻製できるので、「ちょっとやってみようかな」と考えるライトな人にうってつけの燻製機です。また、初めにサイズを紹介しましたが、持ち歩けるサイズというのがまたいいですね。BBQやキャンプに行くときに持っていき、その場で燻製料理を作ったら注目されること間違いなし!

>> GREEN HOUSE「フードスモーカー」

(文/&GP編集部 野田博記)