池松壮亮が、11月20日放送の『ラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)で、かつて出演した2003年公開の映画『ラスト・サムライ』の秘話を明かした。

「規模もお金も全然違う。ニュージーランドで撮影して、家も与えられて、楽屋は大きいトレーラーが1人1台与えられる。朝、トム・クルーズがヘリコプターで来て、それがみんなの合図」

『ラストサムライ』でトム演じる主人公と心を通わす日本人少年を演じた池松。同じエドワード・ズウィック監督の映画『ジャック・リーチャー』(2016年公開)のプロモーションでトムとズウィック監督が来日した際、再会を果たした。

 トムは「会えて本当に嬉しいよ! でも驚かないよ、あの当時から素晴らしい演技をしていたからね」と俳優としてキャリアを積んだ池松を称賛。

 池松は「お2人に出会えて人生が変わりました。ずっと指標であるというか、お2人のおかげでまだまだ頑張っていけるなと思います」と感慨深げだった。

 主演映画『斬、』が11月24日に公開される池松。江戸末期に苦悩を抱える浪人役に挑戦して、新たな一面を見せている。