バレエの"美"に迫る展覧会、横浜・そごう美術館で - 『白鳥の湖』舞台美術や衣装など約300点

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バレエ史料・美術・衣装などを展示する展覧会「薄井憲二バレエ・コレクション特別展 The Essence of Beauty バレエー究極の美を求めてー」が、横浜・そごう美術館にて開催される。期間は2018年11月23日(金・祝)から12月25日(火)まで。

「薄井憲二バレエ・コレクション」とは

日本バレエ協会前会長の薄井憲二が収集した「薄井憲二バレエ・コレクション」は、バレエの始まりから現代までを広くカバーする世界でも有数のコレクション。ダンサーたちの自筆の手紙やメモ、写真、当時の公演プログラム、台本、美術的価値の高いリトグラフや絵画、ポスター、陶器、絵はがき、書籍や雑誌といった文献資料など、6500点を超える貴重な史料が揃う。

史料・美術・衣装など約300点を展示

「薄井憲二バレエ・コレクション特別展 The Essence of Beauty バレエー究極の美を求めてー」では、このコレクションの中から、バレエの歴史・バレエ美術・チャイコフスキー三大バレエに関する品を約300点セレクト。衣装や、映像なども交えて、バレエの美の世界を紹介していく。

展示されるのは、マリー・タリオーニが踊ったバレエ作品『ラ・シルフィード』を表現したアンティークプリントや、"日本バレエの母"とも称されるエリアナ・パヴロバの遺品、東京シティ・バレエ団の再演で注目を集めた藤田嗣治『白鳥の湖』の草案模写・舞台模型といった舞台美術など。

牧阿佐美バレヱ団のチャイコフスキー三大バレエ『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』から約30点におよぶ衣装や、『瀕死の白鳥』を代表作に持つバレリーナ アンナ・パヴロワの映像も紹介する。

【詳細】
薄井憲二バレエ・コレクション特別展 The Essence of Beauty バレエー究極の美を求めてー
会期:2018年11月23日(金・祝)〜12月25日(火) ※会期中無休
開館時間:10:00〜20:00(最終入館は閉館の30分前まで)
会場:そごう美術館(神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階)
入館料:大人1,000(800)円、大学・高校生800(600)円、中学生以下無料
※全て税込。( )内は前売および20名以上の団体料金。ミレニアム/クラブ・オンカード持参者は( )内の料金にて入館可。障がい者手帳各種持参者と同伴者1名は無料。
前売券取扱場所:そごう美術館、セブン-イレブン、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあ

【問い合わせ先】
TEL:045-465-5515


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