残り2節となったJ1は国際Aマッチデーを挟み、今週末に再開する。すでにリーグチャンピオンは川崎に決まったなか、注目されるのは残留争いだ。
 
 長崎の降格が決まり、J2に落ちる可能性があるのは残り2チーム。17位は自動降格し、16位はJ2のプレーオフを勝ち上がったチームとの入れ替え戦に回るが、32節終了時点でその16位に沈んでいるのが名古屋だ。今後は広島(11月24日/アウェー)、湘南(12月2日/ホーム)と対戦するが、エースのジョーh残り2節に気合いを漲らせている。
 
「良いトレーニングを積めています。残り2戦にはチームとして団結して、集中を高めて臨みたいです。状況は皆さん知っているとおり良いわけではありません。ただ皆で力を合わせれば乗り切れるはずです」
 
 過去にはコリンチャンスで下位争いを経験したことがあるという。その時は残留を勝ち取ったが、大事なのは犠牲心だと話す。
 
「いかにチームのために戦えるか。90分は長いようで短いです。そのなかで一瞬たりとも油断するわけにはいけません」
 
 現在は21ゴールと、得点ランキングでトップを走るも「個人タイトルを獲れればそれは嬉しいですが、自分が目標にしているのはチームとしての成功です。勝つためにゴールを狙いたいです」と語る。
 
 ちなみに話を訊いた前日には日本とキルギスの一戦が行なわれたが、試合は観戦できなかったという。ただ日本代表に対しては「若くテクニックのある選手が揃っている印象です。今後は他国にとって厄介なチームになるのではないでしょうか」と語る。
 
 また名古屋で日本代表に推薦したい選手も話してくれた。
 
「チームメイトが代表に入ってくれたら嬉しいですし、ひとりを挙げるのは難しいですが、代表歴のある丸山(祐市)選手や前田(直輝)選手は代表に近い存在だと思います」
 
 元セレソンのジョーが認めるふたりのプレーは、残り2節となったJリーグでも楽しみにして良さそうだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)