2018年の最終戦、日本代表がキルギス代表に4-0で快勝した。代表デビューとなった山中亮輔の得点を皮切りに、原口元気、大迫勇也、中島翔哉がゴール。来年1月に開催されるアジアカップのメンバー入りに向けて、それぞれアピールした。
 
 スコアからも分かるように、日本は内容でも格下のキルギスを圧倒。守備では目立ったピンチもなく、無失点で終えた。そんなゲームを、GKとして権田修一は次のように振り返る。
 
「今日みたいな試合はシュートを止めることよりも、流れを止めないことのほうがGKにとって大事になる試合なので、そういうところは割と問題なくできたのかなと思っています」
 
 完封できたのは良い結果だが、キルギス戦はセービングで見せ場はなかった。だからこそ、「今日はなんも違和感なく終われるのが、僕の場合は良い試合。そういう意味では、どんな試合でもこういう試合を続けていく」と権田は心掛ける。
 そこで気になるのが、来年1月に向けたGKのポジション争いだ。森保体制の発足後、ウルグアイ戦を除けば相手を圧倒する試合も多かったなか、東口順昭、シュミット・ダニエルと切磋琢磨してきた。権田はGKの特徴も交えながら、こう話した。
 
「ポジション争いは、誰よりも誰のほうが良いプレーをしたから出るとかじゃないと、良い競争にはならないし、順番が回ってくるものでもないと思う。こんなことを言ったら失礼かもしれないですけど、FWは点を取ったら使ってもらえる可能性が高まるかもしれないじゃないですか。GKって、今日の試合のゼロがどう評価されるのかはなかなか難しいので、変な話、自分からポジションを取りにいくということがなかなかできるポジションではないので。逆に鳥栖は自分たちがボールを支配する試合がないので、こういう試合をたまに経験するのは自分にとって凄くプラスなのかなと思います」
 
 たしかに権田の言う通り、GKはピンチがない限り“自分から活躍する”のが難しいかもしれない。ちなみに、J1で15位の鳥栖では、リーグで4番目に少ない33失点に防いでいる(32節終了時点)。クラブと代表ではアピールの仕方も異なるのだろう。
 
 だからこそ、権田はGKのポジション争いについて、「自分がその時にプレーしているチームで、とにかく向上すること、レベルアップすることを続けていくことが競争を勝ち抜くためにも必要なことなので、だから特別になにかをするわけでもない」と説く。そして、「今日までは日本代表で、明日からはサガン鳥栖で」とクラブでの活躍を誓った。

【日本代表PHOTO】日本4-0キルギス|森保ジャパンが4発快勝! ゴールラッシュで2018年を締めくくる!