AFC年間最優秀選手候補に選ばれたMF三竿健斗

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 謙虚にチームメイトを推挙した。アジアサッカー連盟(AFC)が発表した2018年のAFC年間最優秀選手候補にノミネートされた日本代表MF三竿健斗(鹿島)。20日のキリンチャレンジカップ・キルギス戦(豊田ス)を翌日に控える中、報道陣から自身の受賞の可能性について聞かれると、「ないですね。(鈴木)優磨じゃないですか? 俺は優磨が一番いい選手だと思う」と、同じく最終候補に選ばれたFW鈴木優磨(鹿島)を推した。

 AFC主催の大会で顕著な成績を残した選手が対象となるAFC年間表彰。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を初制覇した鹿島の三竿と鈴木、そしてDFアブドゥルカリム・ハサン(アルサッド)の3人が男子の最優秀選手候補に選出された。

 今月28日にオマーンで開催される授賞式で日本人選手2人のどちらかが最優秀選手に輝けば、2009年のMF遠藤保仁(G大阪)以来9年ぶりの快挙。それでも三竿は「僕がそこに選ばれるかどうかは正直、自信がない。選ばれたらラッキー」と、あくまで控えめだった。

 何よりも今は目の前に迫った試合に集中している。森保一監督は公式会見で「ベネズエラ戦からは大幅にメンバーを代えてキルギス戦に臨みたいと思う」と明言。16日のベネズエラ戦(△1-1)で出番のなかった三竿にも先発のチャンスがある。

 キルギスが17日に行った鹿島との練習試合など、すでに映像もチェック済み。「蹴るというよりはしっかりつないでくる。3-6-1のような形で、シャドーとウイングバックがポジションチェンジをしながらボールを引き出してくる」と、具体的な印象を口にした。

「カウンターを狙ってくると思うし、攻撃のときの後ろの準備をしっかりしたい。プレーを切るときは割り切って(プレーを)切っていいし、攻めているときも守備のことを考えながら、いつ失っても取り返せるような準備をしたい」。チャンスに飢える22歳のボランチはそう言ってプレーのイメージを膨らませた。

(取材・文 西山紘平)