U-21日本代表GK谷晃生(G大阪)

写真拡大

 ベンチから戦況を見守っていた。しかし、前半終了間際にアクシデントが発生。すると、U-21日本代表GK谷晃生(G大阪)は後半開始からピッチへと送り込まれた。

 U-19代表世代の谷だが、森保一監督が率いる東京五輪世代には、初陣となった昨年12月のM-150杯(タイ)のメンバーに招集されていた。同大会で出場機会は訪れず、その後はU-21代表からは遠ざかっていたものの、今回のUAE遠征で久しぶりにメンバーに名を連ねた。

 17日の第2戦クウェート戦はベンチスタートとなったものの、前半終了間際にGK山口瑠伊(エストレマドゥーラ)が負傷すると、プレー続行不可能と判断されて、後半から急きょ谷にゴールマウスが託されることに。自身の前に陣取る3バックの中央にはキャプテンのDF中山雄太(柏)が構え、右にDF橋岡大樹(浦和)、左にDF小林友希(神戸U-18)とU-19代表でともに汗を流す仲間が入っていたこともあり、「雄太くんは非常に良いコミュニケーションをとってくれたし、大輝と友希とはやり慣れているということもあり、自分としてもいつもどおりにできたと思う」と平常心で試合に臨んだ。

 日本がペースをつかんで試合を進めたこともあり、谷に多くのプレー機会は訪れなかったものの、ゴールを許すことなく5-0の快勝に貢献。「こういうシチュエーションで出るのは正直初めてだったけど、GKはそういうことで出場することが他のポジションに比べると多いと思うので、常に準備はしていたので普段と変わらずにできたと思う」と新たな一歩を振り返った。

(取材・文 折戸岳彦)