ベネズエラとの試合前、日本代表はハプニングに襲われていた。18時に試合会場入りする予定が、渋滞などのせいにより遅れてしまったのだ。しかし、中島翔哉は至って冷静だった。
 
「そこまでいつもと変わっていないと思います。こういうことも楽しみのひとつであると思います。こういう経験ができたことは良かったと思います」
 
 と、むしろ良い経験だったと振り返っている。もちろん、何も知らなかったわけではない。いつもと違う、非常事態。試合に間に合わないかもという感覚みたいなものはあった。それでも、焦りはなかった。
 
「遅く着くのは分かっていましたけど。1回、ポルトとの試合でもそういうことがあって」
 
 
 ある意味ポルティモネンセでの経験が生きたとも言えるが、そもそも中島は「あまりそういうことを気にしないタイプ」なのだという。
 
「試合に全力で臨めるよう、短い時間でしっかりアップしようと」
 
 どんな状況にも左右されないメンタリティが、中島の強さを支えるファクターのひとつということは間違いなさそうだ。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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