慰安婦被害者へBTSファンの寄付相次ぐ「これまで約100万円」

写真拡大 (全2枚)

K-POPグループBTS(防弾少年団)のファンらが、慰安婦被害者を支援するため寄付を続けている。

京畿道・広州市にある民間施設「ナヌムの家」によると、11月8日から現在まで約130件、350万ウォン(約35万円)ほどの寄付金が同施設の募金用口座に振り込まれたという。

11月8日は、BTSのメンバーJIMINが過去に着用したTシャツが問題視され、日本の音楽番組出演を見送った日だ。

(関連記事:BTSの所属事務所が一連の騒動について公式謝罪。「成熟な対処」の声

「ナヌムの家」は、去る6月と9月にもBTSファンから寄付があったと明かし、これまで依頼人名に“BTS”や“アーミー”、もしくはBTSのメンバーの名前が記載された振込額だけで1000万ウォン(約100万円)に及ぶと説明した。

「BTSファンたちがBTSを支持するとの意味に加え、第2次世界大戦当時、苦しめられた日本軍慰安婦被害者を応援するという意味で寄付を行ったと思われる」と、同施設の関係者はコメントしている。