韓国では部下を平手打ちした会長が逮捕されたが、中国でもとんでもないパワハラ映像が流れている。

先月(2018年10月)、中国・貴州省にある住宅開発会社で、上司が男性社員をムチで打ち続けるている。営業目標を達成できなかったためだという。映像にはないが、尿などを社員に飲ませていたことも判明し、管理職3人が逮捕された。

江西省の不動産会社では、「処罰を受けて必ずノルマを達成します。必ず達成します」と椅子に座って叫ぶ女性の後ろから、男性社員がバケツの水をかける様子が投稿された。インターネット上では「普通の仕事を探した方がいい」「江西省の不動産会社はみんなこんな感じ。訳がわからない」などの書き込みが相次いだ。

ノルマ社会で達成できないと厳罰

さらに、江蘇省の不動産会社の前で、パンツ姿の4人の男性が踊っていた。会社側は「4人は客に対する際の態度が悪かったから処罰した」と説明しているという。このほかにも、月例報告会で女性上司が男性社員を平手打ちしたり、四つん這いにさせて歩かせたりする様子が公開されている。

中国情勢に詳しい拓殖大学の冨坂聰教授は「もともと、中国は成果主義やノルマ主義が根強いんです。不動産業界は成長が頭打ちとなっており、競争が激化してノルマが達成できず、パワハラにつながっている」と解説する。

伊藤利尋キャスター「こうした動画がこれだけ外に出るということは、それだけ従業員の不満も大きいのかなという気がしますね」