Apple Watchのバンドにカメラを組み込み、FaceTime通話などを可能にする技術の特許をAppleが取得したことがわかりました。複数の広角カメラで撮影した画像を自動で合成・編集することで、最適な画像を生成する仕組みです。

2台の広角カメラで撮影した画像を自動合成

Appleが「画像をキャプチャする腕時計(Image-capturing watch)」と題した特許を取得したことが、米特許商標庁(USPTO)が現地時間11月13日に公開した資料から明らかになりました。
 

 
特許申請書には、Apple Watchの文字盤をはさむ位置に配置された2つの広角カメラが同時に撮影した画像を自動でつなぎ合わせることで、広い範囲の画像を生成し、ユーザーの顔が中心に写るよう自動調整する技術が説明されています。
 

 
これによって、ユーザーは自分の顔を移すためにApple Watchと顔の位置を調整する必要がなくなり、いつでも簡単に撮影できます。

鼻のアップ写真も自動補正

腕に装着したApple Watchのバンドから撮影すると、カメラがユーザーの顔を見上げるため、鼻がアップになってしまうことが想定されます。
 

 
特許申請書には、鼻のアップ写真を回避する方法として、保存された顔のデータを用いて、正面から写っているかのようにリアルタイムで画像補正する技術についても記されています。

実際に製品化されるかは不明

Appleは、数多くの特許を申請・取得していますが、その全てが製品化されているわけではなく、2台のカメラを搭載したApple Watch用バンドも、実際に製品化されるかは不明です。
 
なお、Appleの特許情報を専門に扱うメディアPatently Appleは、「Appleは最初、Apple Watchのアクセサリーとしてこのバンドを発売し、将来的にはApple Watchの標準バンドにしたいと考えているかもしれない」とコメントしています。
 
 
Source:USPTO via Patently Apple, AppleInsider
(hato)