おうし座北流星群の活動がピークに

2018/11/13 00:31 ウェザーニュース

※動画が再生できない場合は、オリジナルサイトで御覧ください。13日(火)朝にかけて、活動のピークを迎えるおうし座北流星群。日本付近では複数の低気圧や寒気の影響で広く曇りや雨となります。東京や神奈川ではなんとかチャンスありそうですが、東日本太平洋側など一部を除き、観測は難しい予想です。ただ、この流星群は活動のピークが非常になだらかなので、13日(火)以降も数日間は十分に楽しむことが出来そうです。残念ながら曇りや雨のエリアは、晴れる日を選んで流星観測をしてみてはいかがでしょうか?

期待できる流星数は?

★出現期間  10月20日〜12月10日★ピーク予想 11月13日おうし座流星群は、毎年11月12日頃ピークを迎える流星群で、今年のピークは11月13日と予想されています。期待できる流星数は1時間に5個程度とそれほど活発な流星群ではありませんが、今の時期は同じおうし座の領域に放射点を持つおうし座南流星群や、18日極大を迎える予想のしし座流星群も活動期に入っているため、合わせて1時間に10個程度の流れ星が期待できそうです。また、12日夜は20時前後に月が沈むため、観測条件としては好条件と言えそうです。

おうし座北流星群の特徴は?

(1)スピードが遅いおうし座北流星群は、他の流星群の流れ星に比べると速度が遅いという特徴があります。現在、活動期を迎えているしし座流星群(出現期間:11月6日〜11月30日)に比べると、約半分くらいのスピードなので、比較的願い事のしやすい流星群と言えるかもしれません。(2)火球の出現率が高い観測できる流星数の割に、火球と呼ばれるひときわ明るい流れ星の出現確率が高い流星群と言われています。過去10年では2008年と2015年に、特に多くの火球が観測されたという記録が残っています。(3)活動のピークがなだらかおうし座北流星群の2018年の極大は11月13日頃と予想されていますが、もともと活動のピークがなだらかな流星群であるため、前後数日間の流星出現数はそれほど変わりません。あまり極大の日にこだわらずに、天気や予定などを考慮して、観測する日を決めるのが良さそうです。

流星観測をする時のポイント

流星群に属する流れ星は、「放射点」と呼ばれる天球上の一点から四方八方に流れますが、放射点の近くほど流れ星が多く見えるということはありません。上の図の位置に流星群の放射点がある場合、A〜Cのエリアに流れ星が流れる確率は同じです。放射点の方向にはあまりこだわらず、空を広く見るようにしましょう。ただ、放射点から離れるほど長い流れ星が観測できるので、長い流れ星を見たい方は放射点からより遠いエリア(図のC)を見るのがオススメです。また、晴れているエリアでは夜になると放射冷却が効いて、グッと冷え込むため万全の防寒対策を行うようにしましょう。