今最も給料を貰いすぎているスター選手、TOP12

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『Yahoo Sport UK』は1日、「現在のサッカー界で最も過払いされているスター選手」という記事を掲載した。

サッカー選手の移籍金と給料が右肩上がりの状況が続く今、成績に見合わない報酬を受け取ることになってしまっている選手たちとは?

クリスティアン・ベンテケ(クリスタル・パレス)

週給:12万ポンド(およそ1760万円)

ベンテケはアストン・ヴィラで89試合42ゴールを決め、将来が約束されたストライカーのように見られた。クリスタル・パレスでの初年度も12ゴールで、悪くはない結果だ。

しかしそれからは…昨季はわずか3ゴールしか決めることができず、週12万ポンドを支払うだけの期待には応えられていない。

アレクシス・サンチェス(マンチェスター・ユナイテッド)

週給:39万1000ポンド(およそ5740万円)

マンチェスター・ユナイテッドは今年1月、拍手喝采を持ってこのチリ代表ストライカーをアーセナルから引き入れた。毎週およそ40万ポンド、そして追加のボーナス最大7万5000ポンド(およそ1100万円)が支払われる。

その結果として、彼は今季19試合の出場で3つのゴールを決めている。

ヘンリフ・ムヒタリャン(アーセナル)

週給:18万ポンド(およそ2640万円)

サンチェスをマンチェスター・ユナイテッドに送り出す代償として、アーセナルはムヒタリャンを受け取った。

彼も18試合で3ゴール。もちろんアーセナルのサポーターが求めたものではない。サンチェスほど悪くも高くもないが、低空飛行が続く現状である。

カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)

週給:15万ポンド(およそ2200万円)

元フランス代表FWのベンゼマは、レアル・マドリーの中心的な存在であったが、今年30歳になった。2015-16シーズンは24得点を決めたが、次年度は11、昨季は5ゴールだ。

クリスティアーノ・ロナウドが抜けた今季はロペテギ監督の下でステップを進めるはずだったが、まだ4ゴールと不調に陥っている。

アレックス・プリチャード(ハダーズフィールド・タウン)

週給:11万ポンド(およそ1610万円)

今年1月にノリッジ・シティからハダーズフィールドに移籍してきた彼は、昨季20試合で1ゴールと今一つの結果に終わった。

彼は決して悪い選手ではないが、昨季ハリー・ケインと同じ給与だったことを考えると、ちょっと厳しい。

ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)

週給:29万ポンド(およそ4250万円)

ユヴェントスからマンチェスター・ユナイテッドに復帰した際、移籍金も給与もトップだった。前者については数名に、後者についてはアレクシス・サンチェスに抜かれているが…。

決して試合内容を考えれば最悪と言えないものだが、この額に値するいいプレーを十分な頻度で見せているとも言い難い。

オスカル(上海上港)

週給:40万ポンド(およそ5870万円)

チェルシーでプレーしていたブラジル人は、中国に渡ってから「リーグ最高の選手」になっていることは間違いない。

ただ、彼が選手としてピークを迎えるまえに中国へ行ったのは、金銭的な理由だったことは間違いない。世界で4番目に高額の給与を受け取っている選手だ。

ギャレス・ベイル(レアル・マドリー)

週給:35万ポンド(およそ5130万円)

数々の素晴らしいゴールを思い出すことができる選手だ。チャンピオンズリーグやコパ・デル・レイ決勝など重要な試合でも結果を残してきた。

しかしその怪我はクラブでのインパクトを失わせている。良いアシストやゴールがあるにもかかわらず、3分の1程度しかフルで戦えないのならば…。

アレックス・テイシェイラ(江蘇蘇寧)

週給:15万ポンド(およそ2200万円)

2016年にプレミアリーグの強豪クラブから注目されたシャフタール・ドネツクのクリエイティブなMFは、お金を追いかけて中国へと行った。

もしかしたら蘇寧グループのインテルに行けると思っていたのかもしれないが…しかし29歳の彼はブラジル代表にも残れず、キャリアが上向きになっているようにも見えない。

ウスマヌ・デンベレ(バルセロナ)

週給:22万ポンド(およそ3230万円)

現状でスアレスやピケ、ラキティッチ、ジョルディ・アルバ、ブスケル、ビダルらスター選手を上回るだけの金額を手にできる選手なのだろうか?

バルセロナは彼の獲得に際して使った巨大な支出のリターンを得られたのだろうか?能力はもちろん高いわけだが、その仕事率や態度が足かせになっている。

エセキエル・ラベッシ(河北華夏幸福)

週給:29万ポンド(およそ4250万円)

アルゼンチン代表のラベッシは、中国で56試合30ゴールを決めている。それだけの結果は残して当然の能力を持つ選手だ。

ただ中国リーグのチームがそれに値するリターンを得られているのかどうか。河北華夏幸福は今季も中位に沈んでおり、ACLにも出られない。

グラツィアーノ・ペッレ(山東魯能)

週給:29万ポンド(およそ4250万円)

サウサンプトンで大活躍したイタリア人ストライカーは、2016年に中国へ行ったスター選手の一人だった。できるだけの現金を得たかったのだろうし、それには成功している。

ただ、中国での59試合で23ゴールというのは間違いなくクラブが期待したような数字ではないだろう。この金額ならば…。