3年前(2015年)、大阪・寝屋川市で中学1年の男女2人を殺害した山田浩二被告(48)の初公判が、1日(2018年11月)に大阪地裁であった。山田は出廷すると、土下座して涙を流しながら、「このたびは、経緯はどうであれ、私が死の結果を招いてしまって申し訳ありません」と話し出した。

罪を軽くしようといういかにも狡猾なパフォーマンスで、検察側の起訴状朗読には「殺意はまったくありませんでした」と否認した。

「死なせてしまったが殺意はなかった」

山田は平田奈津美さん(当時13)と星野凌斗さん(同12)を車に乗せ、星野さんの首を圧迫するなどして殺害し、大阪・柏原市の雑木林に遺棄した。このあと、平田さんも刃物のようなもので約30か所切り付けて殺害した。

弁護側は、いずれも「殺すつもりはなかった」と殺人容疑を否定している。

司会の国分太一「検察側と弁護側でかなりの食い違いがありました。この後の争点はどこなのでしょうか」

若狭勝弁護士は「殺害を裏付ける客観的証拠が乏しいため、争点は殺意が認められるか否かでしょう」と話す。

12月19日に判決が言い渡される予定だ。