U-19日本代表が1日、U-19アジア選手権の準決勝でU-19サウジアラビア代表と対戦し、0-2で敗れた。
 
 この日の日本は、準々決勝のU-19インドネシア代表戦からスタメン9人を入れ替え、布陣も3-4-3に変更して挑んだ。しかし、サウジアラビアの高い個の力に屈して機能せず。守備陣のミスも絡んで前半で2失点を喫してしまう。後半に入ると久保建英や宮代大聖らを投入して普段通りの4-4-2に戻したが、結局ゴールを奪えないまま0-2で試合終了の笛を聞いた。
 
 試合後のフラッシュインタビューに応じた影山雅永監督は、「残念な結果になってしまい申し訳ないです」と悔やみ、敗戦の要因を「相手の高い出力のなかでゲームをコントロールできなかったという印象です」と分析。また、9人の先発入れ替えと布陣変更について聞かれ、「相手を押さえるというよりも、我々の選手たちの個性をさらに出せるかなと思ったんですが、そうさせてもらえなかったです。残念です」としている。
 
 指揮官が語るように、試合をコントロールできなかったのは明らかで、9人の先発変更やシステム変更が裏目に出たという見方もできるだろう。とりわけ、何度も崩された日本の左サイドの守備を修正できなかったのは痛恨だった。

 ただ、この真剣勝負で選手たちの経験値は上がっており、世界へ向けての指標ができたのはプラス材料とも捉えられる。
 
「世界に出て行った時には、さらに高い球際の出力であったり、そのなかでボールをいかに運ぶかというクオリティを挙げなければいけないと思っています。もっともっと力を付けなければ世界では戦えない。そのために、選手たちの日常、それから集まってきた時のクオリティを上げるための作業の努力をしていきたいと思います」
 
 サウジアラビアは今大会で”最強”と言われるチームだが、来年のU-20ワールドカップでは彼ら以上にクオリティが高いタレントを揃えた強豪国が参戦してくる。若きサムライたちには、さらなるレベルアップが求められそうだ。