2年前のU-17女子W杯でチームを準優勝に導いた楠瀬監督。4年ぶりの世界一を目ざす矢先での辞任劇となった。(C)Getty Images

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 日本サッカー協会は11月1日、午後4時から緊急会見を行ない、U-17日本女子代表の楠瀬直木監督の辞任を発表。その理由はJFA女子職員に対する「不適切な行為」で、事実上の解任と見られる。
 
 今月ウルグアイで開幕するU-17女子ワールドカップ(13日〜12月1日)。リトルなでしこは2014年コスタリカ大会以来、2度目の世界一を目ざし、先日その登録メンバーを発表したばかりだった。「およそ380人の選手からリストアップをしました、人間力、将来性の高い選手を選んだ。(決勝までの)6試合を戦わせてあげたい」と楠瀬前監督本人は意気込んでいたが、まさに急転直下の決定となった。

 チームはすでに集合し、今日1日にワールドカップに向けた国内合宿をスタート。その矢先の出来事に田嶋幸三会長は「このような事態になって誠に申し訳ない。認識が足りなかった。猛省します」と謝罪。須原清貴専務理事は楠瀬前監督が「JFA職員に対する不適切な行動があったため」と説明。昨年6月、打ち合わせのあと、この職員にハグをした、また今年9月にも同じようなことがあり職員は所属部長に相談。両者に対して複数のヒアリングをしたという。

 今井純子女子委員長は「楠瀬監督から辞任の申し出があった。女子委員会の議論で(ワールドカップの)遠征に帯同させるわけにはいかないという結論になった」と謝罪した。

 先のU-20女子ワールドカップでチームを優勝に導き、現在U-18女子代表の監督を務める池田太氏が代行として指揮を執る。