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アットホームは10月29日、「共働き夫婦の実態」調査の結果を発表。調査は9月15日〜21日、一都三県(東京、神奈川、埼玉、千葉)で持ち家に住む、住宅ローン有りの30〜40代の子どものいない共働き夫婦548名(男女各274名)を対象に、インターネットで行われた。

共働きの給料、50.5%が別々に管理

調査によると、夫の年収は平均で645万円、妻の平均は464万円。「配偶者の年収を知っていますか?」という質問では、18.4%が「知らない」と回答した。

そこで、それぞれの給料をどのように管理しているのか尋ねたところ、約半数が「個別に管理している」(50.5%)ことが明らかに。また、「妻が管理している」割合は26.1%で、「夫が管理している」割合よりも17.7pt高かった。

家庭の貯金額について調べると、「500万円以下」(55.5%)が半数を超えている一方、「5,001万円以上」貯金があるという人も2.2%いることが判明。貯金総額は、平均で1,039万円となった。

○今後の働き方と家事の分担

続いて、「今の生活が経済的に安定していると思いますか?」と聞くと、約7割が「はい」(67.7%)と回答。また、「今の仕事に満足していますか?」という質問に対しても、65.3%が満足していることが明らかに。「今後も、共働きの生活を継続したい」と考えている人の割合は、86.3%に達した。

「もし子どもができたら、育児のために働き方を変えますか?」と聞いたところ、「2人とも正社員で共働きを続ける」(66.1%)が最も多く、夫が60.6%、妻が71.5%と、男女の差が浮き彫りとなった。また、「夫がパート・アルバイトなどに仕事を変える」や「妻が仕事を続け、夫が育児に専念(専業主夫)」の割合は、いずれも妻よりも夫の方が高かった。

夫婦での家事分担の割合について調べたところ、夫が3.3割、妻が6.7割となった。男女別でみると、夫の回答は「夫3.7割に対して妻6.3割」、妻の回答は「夫3.0割に対して妻7.0割」と、男女共に相手が思っているよりも自分が多くやっていると感じている傾向に。

また、家事にあてる時間に影響しそうな帰宅時刻については、平均で18時45分帰宅と、男女で大きな差は見られなかった。