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 今では妻子持ちの男性、Kさんが20代前半の頃に付き合った、どうしても忘れられない元カノはバイト先で出会ったアイドルだった。

 「アイドル系のルックス。人当たりもいいし天然で、そこがまたかわいらしくて。バイト先の男からはモテモテだったのですが、女性陣からは嫌われていたんです。『ぶりっ子』だとか言われていたのですが、彼氏の自分からしてみれば『女性陣のひがみ』だとしか思えませんでした。元カノはお昼ご飯に、手作り弁当を持ってきていたんです。それも家庭的でいいなと思っていました。元カノはにんじんが苦手で、よくにんじんを残していたんですけど『にんじんさん、食べられなくてごめんなさい』って謝ったりしていて。かわいいな、と自分や他の男たちは思って『にんじんさんも怒ってないよ』と冗談を言っていたのですが⋯⋯」

 ある女性が、元カノの行動に対して鋭いツッコミを入れたのだという。

 「『あのさ、“にんじんに謝る天然でかわいい私”をアピールしたいから、わざとにんじんを入れてきてるんだよね?食べられないなら、最初から入れてこなければいいじゃない。計算丸出しでウザい』と。その場は凍りつきました。元カノも泣き出してしまって」

 それが修羅場の始まりだったという。

 「『彼氏の俺的にはかわいいから、全然問題ないよ!』と、何人もの男がフォローを入れて。『いやいや、彼氏は俺だから』と、それこそつかみ合いのケンカになりました。その後、元カノは、バイト先で何股もかけていたということが分かりました。本当に好きだったので、ショックでした。今でも忘れられない女性です」

 同性である女性から見れば、どう見ても計算ととれる行動ではある。ただ、男性からしてみれば、見た目がいい女性がそういう行動をとると「天然」「かわいい」と感じるのかもしれない。計算でモテるというのも、一つの手だ。しかしながら、バイト先という一つの空間で何股もかけるというのは、全く計算できていない気もするが⋯⋯そんな女性を忘れられない男性がいるということも、事実のようである。文/大久保 舞