ビルの上に立つ8歳男児を救助する救急隊員(画像は『Shanghaiist 2018年10月26日付「“I don’t want to go to school!” 8-year-old kid cries from edge of 33-story building」』のスクリーンショット)

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中国や韓国、そして日本も然り。将来を背負って立つ子供たちの多くは、幼い年齢からいい大学に入るために懸命に勉強に励んでいるが、やはり日々のプレッシャーは大きくストレスも溜まることだろう。このほど中国の貴州省で、そんなプレッシャーを感じてしまったのか、8歳男児がビルの上から「学校に行きたくない」と言って泣いていたところを救出されたというニュースが『shanghaiist』などで報じられた。

貴州省畢節市で21日、クレーンに乗った建設作業員が33階建てのビルの上に子供がいることに気付き、慌てて緊急通報した。

駆けつけた救急隊員と子供の様子は、すぐに中国のソーシャルメディアで拡散された。映像によると、落ちれば道路へ真っ逆さまという建物の端ギリギリのところに8歳男児が立っている。救急隊員は男児を刺激しないように気さくに話しかけながらそっと近づき、少年をしっかりと掴んだ。腰にハーネスとロープを括りつけられた少年は、別の救急隊員によって無事にその場から救助された。

後に中国メディアの取材に語った救急隊員の話では、少年は汗をびっしょり掻いて激しく震えており「学校に行きたくない」とさめざめと泣いていたという。中国では、子供たちが良い成績を取って良い大学に行くため懸命に勉強に励んでいるが、その分プレッシャーも大きく日々のストレスも溜まりやすいと言われている。

今年に入ってからも、江西省で12歳の女児が冬休み中に宿題を完了させることを怠ったことが原因で、15階の窓から飛び降りるという出来事があった。幸いにもこの女児は、救助者によって地上に置かれたエアクッションの上に着陸し、耳を負傷しただけで済んだ。

今回、8歳男児がいかなる理由によって33階建てのビルの上に立たなければならないことになったのか、現時点では詳細が明らかにされていないが、少なくとも男児の命に別状がなかったことは家族にとっても大きな安堵に違いない。画像は『Shanghaiist 2018年10月26日付「“I don’t want to go to school!” 8-year-old kid cries from edge of 33-story building」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)