攻撃陣が躍動して5得点! 手を緩めずにイラクに快勝した日本だが、「次からが本番」と語る影山監督のもと、万全の態勢で準々決勝に臨む。 写真:佐藤博之

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 インドネシアで開催されているAFC U-19アジア選手権に出場している日本代表。グループBの1位通過を決めていた彼らは10月25日、イラクを5-0で下してグループリーグでの戦いを終えた。

 圧倒的な強さだったと言っていい。イラクを寄せ付けない日本代表チームの姿に、米スポーツ専門チャンネル「FOX Sports」のアジア版は、キーマンである久保建英に称賛を送っている。

「日本のキーマンは間違いなく久保建英だ。17歳の攻撃的MF。現在はJリーグの横浜F・マリノスでプレーしている。彼はバルセロナの下部組織に在籍していたため、大会前から評価が高かった選手だ。素晴らしいドリブル能力と広い視野を持つ、クリエイティブなMFである。

 日本代表の影山雅永監督は、久保の存在を選択肢に入れた布陣を意識しているように見える。そのクオリティーはこの試合でも発揮され、10分、滝裕太のゴールにつながるアシストでまたひとつ能力の高さが証明された」

 先制した日本は27分に田川亨介、34分に原大智が決めて前半で3点をリードし、さらに後半、78分には原が2点目、85分には交代で入った斉藤光毅が3戦連発となるゴールを決めた。彼らについても「FOX Sports」は賛辞を惜しまず、チームとしての完成度の高さを評価している。

「タガワとハラのゴールによって、イラクのノックアウトステージ進出の夢は潰えた。前半の彼らを、きっと『キャプテン翼』は誇りに思うに違いない! 後半、交代で出場したミツキ・サイトウも力を発揮した。

『彼らはトーナメントできっといい働きをする』という見方が大半だろうが、目にしてしまえば、そう考えるのも無理はない。選手層の厚さ、有能な戦士たち。彼らはグループリーグを支配していた。この勢いがノックアウトステージでも発揮されるかどうか、非常に楽しみだ」

 日本は優勝した前回大会で、5大会ぶりに世界への切符を獲得した。しかし、2008年から14年大会までは4大会連続で準々決勝で敗れ、出場権を失っている。果たして今回は!? 準々決勝は10月28日、日本は開催国インドネシア代表と対戦する。