CL3戦未勝利となってガクッと肩を落としたポチェティーノ。数字的には実現不可能ではないが、アルゼンチン指揮官は諦めムードだ。 (C) Getty Images

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 トッテナムは10月24日、チャンピオンズ・リーグ(CL)でPSVと対戦し、敵地で2-2と引き分けた。

 先制を許しながらも、ルーカスとハリー・ケインのゴールで55分までに逆転に成功したスパーズだったが79分、イルビング・ロサーノをペナルティーエリア外で倒した守護神ユーゴ・ロリスが退場となると、終了間際の87分にセットプレーからルーク・デヨングに同点弾を許してしまった。

 CLでは、インテル、バルセロナと対戦して連敗スタートを切っていたマウリシオ・ポチェティーノ監督のチームは、3試合を終えて勝点1しか手にすることができていない。ゆえにアルゼンチン人指揮官は、早くも白旗を振っている。

「今日の展開で勝てなかったのなら、CLに残るに値しないということだ。少し考えなければいけない。こういう試合では、2-1の時点で勝負を終わらせなければいけないんだ。それをしなければ相手が生き返る。(突破の可能性は)ほとんどなくなった。3試合で勝点1では難しいだろう」

 守護神にしてチームキャプテンでもあるロリスの退場が結果に響いたことは確かだ。だが、ポチェティーノは、「レッドカードに値するプレーではなかったと思うが、主審を責めることはできない」としたうえで、その責任の所在について言及している。

「私はだれかひとりの選手を責めることはしない。責めるべき人間がいるとすれば、それは私だ。私がこのチームの責任者だからね」

 ただ、指揮官は「追加点を奪っていれば勝っていた」ともつけ加えている。

「だから我々は落胆しているんだ。(退場の)判定ではなく、自分たち自身にね。勝たなければいけない試合だったからだ」

 グループBのもう1試合では、バルセロナがインテルを下して3連勝を飾り、ベスト16進出に大きく近づいた。2位インテルと勝点5差のトッテナムは、残る3試合で挽回できるのか。今、確かなのは、11月6日にホームで行なわれるPSVとの次節で、絶対に勝たなければいけないということのみだ。