シリアで3年前から反政府勢力に拘束されていたフリージャーナリスト、安田純平さん(44)の解放情報に、「まずは本当によかった。でも、なぜこのタイミングで?」と司会の加藤浩次が専門家に聞いた。

元共同通信カイロ支局長の佐々木伸さんは「交渉の経緯はわからないし、世に出ない可能性もある」としながら、「シリア情勢の緊迫」をあげた。安田さんを拘束したアルカイダ系のヌスラ戦線(現シリア解放機構)は、シリア北西部の拠点が総攻撃寸前まで追い詰められている。「だから、重荷となった安田さんを解放したのでは」という観測だ。

政府に迷惑かけたのか・・・

安田さんが戦闘が続いている地域に入ったことについて、加藤は「拘束されると、政府などに迷惑をかける可能性がある。そのへんはどうなのか」と問題提起した。

安田さんの友人でもあるフリージャーナリストの藤原亮司さんは、「信頼できるコーディネーターを使って安全を確保することが大事です」と答え、佐々木さんは「安田さんのような人がいなければ、現状が伝わらない」と指摘した。

宮崎哲弥(評論家)「紛争地で何が起きているかを伝えるのは重要。安田さんは、(帰ったら)いつどこで捕まり、どう過ごしたかをジャーナリストの視点で話してほしい」