静岡・東伊豆の温泉付き1戸建て2DKの別荘が100円で売られている。岩永優樹リポーターが出かけてみると、伊豆急・片瀬白田駅から車で15分の山の中で、建物は山の斜面にあった。

土地は100坪、築44年の2階建てで、ダイニングキッチンにはテーブルやソファが置かれ、これらも「込み」だという。部屋は6畳と8畳の和室があり、窓の向こうには伊豆の青い海が広がっている。お風呂も蛇口をひねれば温泉が注がれる。

毎月の管理費・税金2万円

なぜこんなに安いのか。別荘の持ち主の小泉亮さんに1円の理由を聞いた。「父親が別荘として購入したのを10年ほど前に相続したんですが、管理費や税金(固定資産税)など月々2万円以上かかり、自宅に加えて別荘は無理と判断し手放すことにしたんです」

ところが、当初は販売価格を200万円に設定したが、問い合わせがまったくなく、50万円まで下げても問い合わせはわずかで売れなかった。

「もう、値段はどうでもいいんです」

この物件を扱っている不動産会社の田中裕治代表は「不動産は値段以外にかかるお金が結構あるんですよ」という。100円で購入しても、使うまでに、仲介手数料、税金、温泉使用料、古い汲み取り式トイレのため浄化装置などで約200万円の初期費用が掛かるのだ。

司会の国分太一「1円とかタダは魅力的だけど、それ以上の高いお金がかかるということをちゃんと分かっていないといけないですね」