歌手の沢田研二(70)はきのう18日(2018年10月)、さいたまアリーナのコンサートをドタキャンした経緯を語った。自宅前に現れた沢田は、スーツに蝶ネクタイだった。髪も口ひげも真っ白だ。近くの公園へ移動して、立ったまま事情を話した。

沢田はファンへの謝罪を述べた後、「私と事務所、イベンターの責任です」と説明したが、ドタキャンを決断したのは「ひと言でいうと意地です」といった。こういうことだった。

最大収容3万7000人のアリーナに7000人

リハーサルに入る前、舞台に空間が多いことに気づいた。イベンターからは9000人と聞いていたが、実際は7000人。会場の最大収容数は3万7000人だ。入りの悪さは歴然だった。常々、「客の入りが悪いステージには立たない」と決めていて、以前にも水戸などで中止したことがあった。

「できると踏んだが、僕に実力がなかったのが一番。(イベンターが)無理ですよねと言ってくれれば、早めに中止もできたが、今回は当日まで知らされなかった」「事務所もイベンターもやりたいと言ったが、僕には酷だ。老人虐待ですよ」

さらに、ファンには「今回はちょっと助けてもらいたい。甘えさせてもらいたい。代替公演などできるだけのことはしたい」とはなした。「意地」という言葉を6回も繰り返した。

ファンも高齢化してなかなか通えない

司会の小倉智昭「賛否あると思いますが、よくここまでお話になったよね。主催者はジュリーの気持ちを分からないといけない」

ミュージシャンのグローバー「感動します。ここまで正直に言わないことが多いですからね」

伊藤利尋キャスター「一方で7000人がドタキャン食らったわけですよね」

中瀬ゆかり(「新潮社」出版部部長)「70歳で7000人ならいいともいえますよ。乗り切ってもらいたい。それもジュリーだから」

小倉「70歳を超えて活躍している人はいます。でも、ファンも60、70、80代だから、そんなには通えない。上手にやってほしいですね」