議会の議長を決められない町がある。きのう16日(2018年10月)に58回目の選出投票が行われたが、今回も持ち越しとなってしまった。沖縄県与那国町のことだ。

与那国町の議員定数は10。先月(2018年9月)の町議選で与野党の勢力は5対5となった。このため、議長選出選挙は与野党候補が5票ずつ獲得したが、くじ引きで野党議員が当選認となった。ところが、辞退してしまう。再度投票が行われ、今度は与党議員が当選人になったが、こちらも「辞退します」。これが1か月以上も繰り返されているのだ。

なぜか。議長は採決に加われないため、議長を出すと1人減り、過半数に届かなくなるからだ。議長は与党から出すのが慣例という意見もあるが、両方とも一歩も引かない。

沖縄・与那国町の住民は「島の恥だ!」「給料払うな」

さすがに、「頭冷やす形で休会をとった方がいいかな」「県なり国なりで指導してもらうのが一番の解決法」という動きもあるが、町民からは「島の恥だ」「給料を出すべきではない」と怒りの声が噴出している。

上野慎平アナ「住民の方のおっしゃる通りです。この間も、議員報酬は発生しています。月額19万8000円、交通費1万2000円です」

司会の羽鳥慎一「どうすればいいの。議員定数を奇数にしたらどうですかね」

解決策として、同じような事例があった。上野アナによると、熊本県和水町は議員14人で与野党7対7だったが、議長の期限を「前半2年与党、後半2年野党」とした。沖縄県伊平屋村は与野党4対4だったが、「与野党で1年ごと交代」と話し合って決めたそうだ。

「モーニングショー」が与那国町議会にそのことを伝えると、「そういうものではない。議長は4年やるものだ」という返事だった。こりゃ、駄目だわ。