前日会見に臨んだ日本代表の森保監督。相手のレベルの高さを認めつつ、「厳しい試合になる」と見通しを語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大 (全2枚)

 16日に行なわれるキリンチャレンジカップ2018のウルグアイ戦を翌日に控えた15日、両チームの指揮官が前日会見に臨んだ。

 コスタリカ戦、パナマ戦と3-0で勝利した日本だが、森保監督は「ウルグアイは世界5位でロシアでもベスト8、過去に(ワールドカップで)優勝したことがある国。パナマやコスタリカと比べてもさらに厳しい試合になると覚悟して戦わなければならないと思っている」と、ウルグアイは過去の実績からもこれまでとは格の違う相手であることを強調。それだけに「我々の今の力を図るには最高の相手。(ワールドカップで)ベスト8以上に行こうと考えた時に、彼ら(ウルグアイ)と互角以上の戦いをする、彼らに勝つという気持ちで選手には戦ってほしい」とし、内容・結果の両面を求めていく姿勢を見せた。
 
 パナマ戦は結果的には3対0で勝利したものの、指揮官にとっては決して満足のいくものではなかった。とりわけ序盤の戦いぶりには課題が残ったようだ。
「パナマ戦では、個としてもチームとしてもアグレッシブに対応してくれたと思うが、相手が強くて巧くてボールが運べる選手がいたなかでスタートで後手を踏んだところがあった。ウルグアイ戦では、スタートから後手を踏むことがないように、(選手には)気を付けてやっていこうと話しました」
 
 相手はエディソン・カバーニ(パリSG)やディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー)らビッグネームを揃えたウルグアイだ。指揮官の言うように、序盤で相手の勢いに押されるようなら、一気に付け込まれる可能性もある。ミーティングでもそうした部分を強調して話したという。
「パナマ戦では選手たちが踏ん張って無失点で抑えてくれましたけど、ウルグアイ戦ではスタートのところでそうなったら、決め切るだけの力を持っているチームだと思う。後手を踏めば我々にとっていい形の守備ができないのでファウルも多くなる。ゴールに近くなればなるほど、いい精度のボールを供給されてピンチになっていくので、守備の対応の仕方は話しました」
 
 さらに森保監督は「ウルグアイは非常に守備の強いチーム」という認識から、「攻撃を仕掛ける時はシュートまで、あるいはチャンスと思えるところまで完結してやっていこうと話した」という。パナマ戦で散見された中盤での中途半端なボールの奪われ方は「我々にとってピンチが増える。ウルグアイにはカウンターから決め切る力とそれだけのクオリティを持った選手がいる」だけに、できるだけ攻撃を完結させるとともに、「ミスは当然起こるので、そうなったらパナマ戦同様に切り替えを早くして守っていく」ことを、ミーティングで確認したと明かした。
 
 FIFAランク5位との対戦を前に、森保監督の警戒心も明らかにここ2試合とは異なっている。「大幅なメンバー変更」で臨むウルグアイ戦で、指揮官はいかなるサッカーを見せてくれるだろうか。