槙野智章(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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森保一監督になって2試合、槙野智章だけがフル出場を続けている。しかも2試合とも無失点。守備のリーダーとしていい結果を残していると言えるだろう。

だが槙野は厳しい表情で2試合を振り返った。

「ハリルホジッチ監督の最初もそう(初戦と3戦目から7戦目まではフル出場)ですから。監督が就任したばかりのときはいろんな選手を試すし、そういう意味では呼んでもらった中で、使ってもらってる時間の中でしっかりと表現して。僕の年齢と立ち位置を考えたらしっかりと結果を残さないといけないですから」

その一方で「監督が短い合宿の中で選手に落とし込んだことを表現できていることはいいと思います」と笑顔も見せる。手応えはつかんだようだ。

もっとも森保監督は4バックと3バックの併用を宣言しながら、まだ4バックしか試していない。現時点で槙野が4バックのリーダーとして機能することは証明したが、3バックになったとき、森保監督がどういう選手のチョイスをするのかはまだ不明だ。

ただし、別の選手は新潟で4バックのトレーニングしかしてないと明かしている。そのことを問われると、槙野は3バックを「どこかのタイミングで3バックをみなさんに披露できると思います」とニヤリとした。

森保監督をよく知る槙野だからどちらのシステムにも対応できるはずだ。だが、三浦弦太、冨安健洋など若手が代表戦ではつらつとプレーしたのも事実。

今のところは槙野に一日の長があるだろうが、このまま代表の残っていくかどうかは、3バックのときの出来次第ということになる。そんな状況だと認識しているからこそ、槙野はハリルホジッチ監督のときの話を最初に出したのだろう。【森雅史/日本蹴球合同会社】