高須院長が脱毛事情を解説

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 美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長が世の中の様々な話題に、思いのままに提言をしていくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は近年、流行している“脱毛”についてお話をうかがました。

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──今回は脱毛についてお話をうかがいたいと思います。最近では脱毛をする人が増えています。女性はもちろんですが、男性のスポーツ選手や有名人がムダ毛処理をしていることを公言するケースも多いですね。

高須:みんな脱毛しているよね。芸能人とかセレブとかもみんなツルツルだよ。でも、ワックス脱毛の人も多いんじゃないの?

──そうですね。比較的手軽に自分でもできるということで、ワックス脱毛も流行っているようです。

高須:ドバイなんかに行っても、お金持ちたちはみんな脱毛しているみたいだね。ただみんなワックス脱毛だから、ドバイで医療レーザー脱毛を始めれば、大きなビジネスになるんじゃないかと思ってたの。ドバイに進出するなら、まずは脱毛が堅いなってね。でも、イスラム教は医師であっても性別が違う患者さんを診ることができないんだよ。それで実現はしなかったんだけどね。

──高須クリニックではどんな方法の脱毛を行っているんですか?

高須:昔は毛根を焼いて潰す方法だったけど、今は育毛を促すバルジ(毛包幹細胞)っていう部分にレーザーを照射して破壊するという方法だね。この方法だと、施術の時間も回数も少なくて済むんだよ。

 昔は、毛穴に針を指して、毛根を焼き潰していたんだから、今考えるとよくもまああんなに面倒くさい施術をしていたなあって思っちゃうな(笑い)。

──痛みはどうなんですか?

高須:そりゃあ今のほうが全然痛くない。昔に比べたら天国と地獄だよ。本当に楽になったと思うね。

 ちなみに、このレーザー脱毛は医療行為だから、できるのはお医者さん、もしくは医師の指示を受けた看護師だけ。エステはお医者さんではないから、この脱毛はできない。レーザー脱毛はいわゆる永久脱毛というやつだけど、エステの脱毛はまた生えてくるものだからね。でも、おそらく値段はそんなに変わらないよ。ヘタすればエステのほうが高いことだってあると思う。

 今の時代はネットもあって、多くの人がいろんな情報に触れるようになったから、わざわざ高いお金を払ってエステの脱毛に行く人も少なくなっているんじゃないかな。エステだったらまた生えてきちゃうから何度も通うことになるしね。だから、最近はエステ業者もお医者さんにオーナーになってもらって脱毛クリニックを開業し、医療レーザー脱毛をやるようになったところも多いみたいだね。

──医学的な観点から見て、脱毛することのメリットはあるんですか?

高須:うーん、そんなにはないかなあ。清潔になるというのは確かにあると思うけどね。あんまり汗もかかなくなって、ムレないということもある。でも、それが医学的なメリットかというとそうでもないと思うね。

 結局は、文化的な部分が大きいんじゃないかな。今はツルツルなのがトレンドということ。セレブたちが「VIO」っていう言葉を使って、上手いこと流行らせた結果なんだろうな。

 それこそ僕らが若い時代は、銭湯にツルツルの男性が入ってきたら、「なんだあれは?」ってザワついていたんだから(笑い)。「わざわざ剃って、どういうつもりだ!?」ってね。

 それに、昔は栄養状態が悪くて陰毛が全然生えない人もいたわけだ。だから、陰毛が薄い人は、ご飯が食べられない人みたいで恥ずかしくてお嫁に行けない、なんていう理由で、わざわざ陰毛を植毛する手術を受けたりもしてね。

 そういう意味では本当に価値観はどんどん変わってきていると思う。これはアンダーヘアーだけではなく、男性の口ひげだってそうだよ。昔は青々として剃り跡が男らしくてカッコいいなんて言われていたけど、今は青々となることが恥ずかしいと言われるようになっている。そろそろ髭がまったく生えていないツルツルのサンタクロースなんかも出てくるかもしれないね(笑い)。

 美容外科と流行は切っても切り離せないものだから、これは決して間違っていることではない。世の中の流行や人々の嗜好に寄り添って、幸せを提供するのが美容外科医のお仕事だからね。

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 近年、ブームとなっているVIO脱毛だが、医学的なメリットはそれほどないというのが高須院長の見解。しかしながら、時代によって変化する価値観にしっかり対応してくれるのが、美容外科医という存在。最新技術で迎えてくれる高須クリニックはさすがです!

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。脂肪吸引やプチ整形など、日本に「美容整形」を広めた第一人者。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子氏との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『行ったり来たり 僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、『かっちゃんねる Yes! 高須 降臨!』(悟空出版)など。最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)。