「ご当地アイドル」として活躍していた16歳に少女が今年3月(2018年)に自殺し、遺族が所属事務所の酷使とパワハラが原因だったとして、代表らに9200万円の損害賠償を求めた。

愛媛の農業アイドル「愛の葉Girls」のメンバーだった高校生の大本萌景さんは、連日のようにイベントに引っ張り出され、出席日数が足りず単位を落としてしまった。

「学校へ行きたい」

遺族側の弁護士によると、萌景さんが死を選んだきっかけは、事務所スタッフにLINEでこう訴えたことだった。事務所スタッフとのやり取りが残っている。

萌景さん「(仕事に)行きたいのはやまやまなのですが、前回もイベントで遠足を休んでいるので、学校へ行きます。すみません」

事務所スタッフ「お前の感想はいらん。学校の判断と親御さんの判断の結果をそれぞれ教えろ」

大本萌景さん 友人に相談「違約金1億円支払えと言われたの」

萌景さんがグル―プからの脱退を申し出ると、「次にまた寝ぼけたこと言いだしたらマジでブン殴る」と脅され、まともには聞いてくれなかったという。萌景さんは友人に「事務所社長から裏切られた。愛の葉を辞めるなら違約金1億円支払えと言われた」と話していたという。

事務所の佐々木貴浩代表は1億円の違約金について、「それは一切ございません」と否定する。しかし、16歳の少女がそんなウソを友人につく必要はないだろう。

司会の国分太一「真実がどこにあるのかまだわかりませんが、スマホのやり取りの事務所スタッフの強い言葉遣いを、16歳の少女がどう受け止めるかですね」

秋山千佳(ジャーナリスト)「リーダーを任される真面目な子ですから、高圧的な言葉を掛けられたら、自尊心を傷付けられ追い詰められたと思います」