8日放送、毎日放送「GAMBA TV〜青と黒〜」では、ガンバ大阪所属の日本代表・東口順昭のインタビューを放送。ロシア・ワールドカップ(W杯)直前の大ケガを振り返った。

メンバー発表のおよそ1カ月前、味方選手との接触で右目の下を骨折した東口は、「1発目の衝撃でやってもうたなというのは分かりました」とコメント。ロッカールームに担架で運ばれた時も「(W杯が)終わった」と口にしてしまったと明かす。

試合を観に来ていた家族は、救急車で運ばれる東口の元に駆け付けた。子どもは泣いていたという。東口は「それはちょっと心配かけたなって思います」とつらそうに振り返った。

リハビリを乗り越えて5月7日に復帰、ギリギリのところでロシアへの切符をつかんだ東口。大会から戻ってから、「お疲れさま」というあいさつはあったが、家族の反応は「何もない」という。

だが、番組では結婚7年目の夫人が東口への手紙を用意。負傷した際、弱気になっていた東口に、チームドクターが涙を流して「絶対に大丈夫。間に合わせよう」と約束し、スタッフや医師らがそろって「治してW杯にいこう」と励まし、サポートしていたというエピソードが明かされた。

ケガをしていた期間は、東口にとって周囲の優しさや思いやりを感じられる「特別な時間」だったという夫人は、それらの人々の思いも背負ってロシアで戦った夫に「試合で出番はなかったけど胸をはっていい」とコメント。「私と息子たちにとってはとても誇らしい大黒柱です」と綴っている。

東口は「本当にいろんな人に支えてもらってここまでこれたというのがあるんで、ピッチでできるだけ返していきたい。それだけですね」と、家族やドクターなど周囲のためにも頑張りたいと述べた。大会前にはロシアが最後のW杯になると思っていたという東口だが、出場機会がないままでいるのは「悔しい」とコメント。「出てもいないのに『次のW杯は目指しません』はちょっとダサさすぎる」「より出たいなっていう想いが強くなった」と、W杯のピッチに立ちたいと今後に向けて意気込んだ。