元横綱日馬富士による傷害事件で被害を受けた貴ノ岩はきのう4日(2018年10月)、治療費や慰謝料など総額約2400万円の賠償を求めて東京地裁に提訴した。

両者は去年(1017年)10月の事件後、示談交渉や調停協議を続けてきたが決裂した。貴ノ岩側の代理人弁護士は「もはや話し合いによる解決はできない」とし、日馬富士の関係者は「2週間のケガで、あの賠償請求額はあまりに高い。ふっかけているとしか思えない」と反発している。日馬富士側が提示したのは40〜50万円だったといわれる。

力士は体が資本

元幕内力士の大至は「体が基本なので、(提訴額は)妥当でしょうね。貴ノ岩は伸び盛りの時期で、心情的にもつらかっただろう」と話す。東京相撲記者クラブ会友の大見信昭氏は「現役力士と元横綱が法廷で争うのは初めてで、日馬富士側にはお互いさまという思いがあるのではないでしょうか」

司会の加藤浩次「お互いさまって、殴ったのは日馬富士ですよ」

菊地幸夫(弁護士)「裁判はあくまで証拠に基づくから、僕の感覚では数百万円かも。懸賞金や勝率などの算定がどうなるかです」

菊地弁護士によると、裁判は和解しなければ関係者尋問もあり、判決までいくと1年ぐらいかかるという。