長きに渡り日本代表の前線で中軸を担った高原。アジアカップは2大会に出場し、合計9得点を叩き出した。(C)Getty Images

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 来年1月にUAE(アジア首長国連邦)で開催されるアジアカップ2019。森保一体制下の新生日本代表にとっては初の公式戦で、早くも高い関心が集まっている。
 
 そんななかAFCの公式サイトがひとつの企画を立ち上げた。読者・ファン参加型の「ベストイレブン」選定だ。過去のアジアカップで活躍したアジアのビッグネームたちを候補者に挙げて、ポジション別に投票を実施。第1回目の今回はFW部門で、AFCがセレクトした9人の候補者がふたつの選出枠を争った。
 
 その栄えあるリストに日本から唯一名を連ねたのが、元代表エースの高原直泰だ。現在39歳で、沖縄SVでは選手兼オーナー・監督を務める。日本サッカー史に名を残すレジェンドは、アジアカップ2000(レバノン開催)にトルシエジャパンの前線の核として出場。見事4ゴールを決めて、日本の8年ぶりとなるアジア制覇に貢献した。さらに2007年大会(東南アジア4か国共催)では5得点を挙げ、日本人初の大会得点王に輝いている。

 
 日本代表として57試合に出場して23得点を叩き出した点取り屋を、AFC公式はこう評した。
 
「日本のタカハラが歴代最高であるかどうかもまた、議論されて然りだろう。2004年大会(中国)で優勝を飾ったサムライブルーのメンバーには入らなかったが、2度の出場で異彩を放ったのだ。合計9得点をマークして、2007年大会で得点王を獲り、2000年大会では優勝に貢献している」
 
 投票は10月4日に締め切られた。注目の集計結果は……。
 
 残念ながら高原は“2トップ”には食い込めなかった。上位2名は全体の59%というダントツの得票数を得たアリ・ダエイ(イラン)とヤセル・アルカフタニ(サウジアラビア)。ほかにはティム・ケイヒル(オーストラリア)やイ・ドングッ(韓国)といった名手も候補者に挙げられ、高原は上から数えて7番目の人気だった。