ジャンカルロ・スタントン【写真:Getty Images】

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ヤンキース主砲スタントンの本塁打球を拾ったファンが投げ返し…

 米大リーグで本塁打を打った選手に対し、相手ファンとみられる観客が客席からボールを投げ返し、走塁中の選手にぶつけるという事態が発生。一歩間違えば怪我になりかねない“危険返球”の一部始終を米メディアがこぞって動画付きで公開し、米ファンに「恥ずべき行為」「愚かだ」「凄い肩」「これまで見た中で最も素晴らしい送球」など様々な意見を呼んでいる。

 まさかのシーンが発生したのは29日(日本時間30日)のヤンキース―レッドソックスの試合。レッドソックスの本拠地フェンウェイパークで行われた伝統の一戦、7回だった。

 7-2とリードしたヤンキースは主砲スタントンが5番手の右腕ライトから左翼へ特大の打球を放つと、名物グリーンモンスターを越え、白球は左翼席に飛び込んだ。試合を決定づける38号ソロ。静まり返るスタジアムで、ボールが飛び込んだ左翼席で不穏な動きが起きた。

 ホームランボールを拾い上げた黒いTシャツの男性。すると、何を思ったのか思い切り腕を振り、グラウンドに投げ返したのだ。グリーンモンスターから投げ下ろされたボールは二塁付近でバウンド。そして、二塁ベースを蹴ったスタントンの体に直撃してしまった。

米メディアはこぞって紹介、ファンから様々な意見が噴出

 スタントンは何が起こったのかと驚きの表情を浮かべた。幸い怪我がなく淡々とダイヤモンドを一周したが、直接当たっていれば怪我になりかねないような危険なシーンだった。

 米メディアは一連の行為をこぞってSNSに動画付きで公開。MLB公式インスタグラムは「飛んできたバットとボールにはお気をつけて」とつづり、動画を公開すると米ファンに波紋を呼んだ。

「恥ずべき行為」「当たりは素晴らしいが、彼らは愚かだ」「クレイジー」「ジョーク・オブ・ボールパーク」と批判する一方で「彼を登録しよう!」「凄い肩」「正確な送球だ」「これまで見た中で最も素晴らしい送球」「何というレーザー」「男はキャノン砲を持っている」と素人とは思えない強肩を持ち上げる声もあった。

 相手ファンが不満を爆発させたことが原因とみられるが、選手の安全を考えれば、決して許される行為ではないことは言うまでもない。試合は8-5でヤンキースが勝利した。(THE ANSWER編集部)