Word、PowerPointでもEmoji(絵文字)が使える! 「Emoji Keyboard」アドインの使い方

写真拡大 (全11枚)

かつては日本固有といわれていた絵文字。
いまでは「Emoji」として世界中で利用されるようになっている。

今回は、このEmojiをマイクロソフトのOfficeで簡単に利用できるようにするアドインを紹介しよう。


●「Emoji Keyboard」アドインのインストールと使い方
いまや「Emoji(絵文字)」は、世界共通の言葉といっていいだろう。
メールやチャットでは当たり前のように使われているし、iOSやGoogleのGmailでも標準でサポートされている。

この絵文字をOfficeで利用したいなら、おすすめのアドインが「Emoji Keyboard」だ。

ビジネス文書で利用することは少ないと思うが、ポスターやチラシ、プライベートな文書や資料を作るときは、表現力豊かな文書作りに役立つはずだ。

Wordで「Emoji Keyboard」をインストールするには、次のように操作する。


[挿入]タブの[アドインを入手]をクリックする。



利用できるアドインが一覧表示される。



左上の検索ボックスに「emoji」と入力して検索し、「Emoji Keyboard」が表示されたら[追加]をクリックする。



[挿入]タブの右端に[Emoji Keyboard]のボタンが追加される。


以上で準備完了だ。
追加された[Emoji Keyboard]ボタンをクリックすると、ウィンドウ右側にパネルが開き、絵文字が一覧表示される。
検索ボックスの下のアイコンはカテゴリーの切り替えで、いちばん下はサイズの切り替えだ。絵文字をクリックすると、カーソル位置に挿入される。以下に、主なカテゴリーのアイコンを示しておこう。


Smiley & People。さまざまなスマイルマークと人の顔の絵文字。人の顔は、[Skin Tone]で肌の色を変更することもできる。



Animals & Nature。動物と自然の絵文字。



Food & Drink。食べ物と飲み物の絵文字。



Activity。さまざまなアクティビティを表した絵文字。


●「Emoji Keyboard」を利用する際の注意点
「Emoji Keyboard」で利用できる絵文字は、EMOJIONE(https://www.emojione.com/)というサイトで提供されているものだ。無料で利用できるが、商利用する場合は、サイトへのリンクを含むクレジット表示が必要になるので注意してほしい。クレジット表示は、以下のような文章で問題ない。

Emoji icons provided free by EmojiOne

また、「Emoji Keyboard」のサイトを見ると、アドインが対応しているのはWord、PowerPoint、OneNoteとなっている。ただし、筆者が試したところ、WordとPowerPointでは利用できたが、OneNoteでは利用できなかった。

また、追加したアドインを削除するなら、以下のように操作する。


[挿入]タブの[個人用アドイン]ボタンをクリックする。



インストールしてあるアドインが一覧表示されたら、「Emoji Keyboard」の右上の[・・・]をクリックしてメニューを開き、[削除]を選択する。


EMOJIONE


井上健語(フリーランスライター)