“音を立てたら即死”恐怖の出産シーン

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全米公開後、低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5000万ドル(約56億円)を記録したホラー映画「クワイエット・プレイス」が、日本でも9月28日より公開される。それに先立ち、このたび怖すぎる出産シーンを含む本編映像が解禁となった。

「絶対に音を立ててはいけない世界」という設定や、「ポップコーンを食べる音さえ躊躇するような静まり返った劇場」という、90分間“呼吸の音さえ恐怖に変わる”映画館の静けさが緊張感に変わる本作。

解禁された映像は、“音を立てたら、即死”という最悪の状況下、陣痛に見舞われ、たった一人で出産に挑む主人公・エヴリン(エミリー・ブラント)の姿が確認できる。わずか30秒ながら、見ているだけで息を止めてしまいそうな緊迫感がにじみ出ており、バスタブに身を潜め、必死に声を押し殺して陣痛に耐える姿からは、想像を絶する恐怖と、母の強さをも感じられるシーンだ。

実はこのシーン、撮影が開始されてからわずか2日目の撮影だったにも関わらず、1テイクで決まったそう。ジョン・クラシンスキーが監督は「あのシーンを一発で撮った後、本当に撮影所の空気がガラッと変わったんだよ」と当時を振り返り、「あまりにパワフルだったから、唖然と、そこに腰かけて、なんてことだ、と感じたことを覚えている」とブラントの演技を絶賛している。

また、この撮影には、実生活でも夫婦であるクラシンスキー監督とブラントの信頼関係が必要不可欠だったそうで、「僕はあのシーンを見知らぬ人にどうやって演じてもらいたいか伝え方がわからないんだ。親密な関係を彼女と持っているからこそ、僕たち二人が持つ秘密の言語にアクセスして、どう撮るか、彼女に指示する方法が分かったんだ」とコメント。

一方で、ブラントも、わずか1テイクだった撮影に対し「本当に欲しいものを撮れたの?それとも、私にまた同じシーンをやらせたくないと思って言っているの?」と詰め寄ったという。実は撮影前、クラシンスキー監督とブラントは「エミリー・ブラントだからという理由で判断をしない」、そして「正直に真実を言わなければならない」という誓いを交わしていたそうだ。

映画「クワイエット・プレイス」は9月28日公開。