21日からはミュウツー(左)も出現する。右は伝説の3鳥(写真:ポケモンGO公式サイトより)

皆さん、ポケモンGOは楽しくプレイしていますか? 復活者が次々と報告されているポケモンGOですが、9月中旬からは「ウルトラボーナス」と称した4大イベントが開催されています。まさにいったん引退した人でも、復活するなら今しかない!という状況になっているわけです。

発表されたキャンペーンは以下の通りです。

・9月14日〜20日「伝説のポケモン、フリーザー、サンダー、ファイヤーが復刻」
・9月14日〜30日「7kmタマゴイベント」
・9月14日〜30日「カントーポケモン出現率アップ」
・9月21日〜10月23日「ミュウツーが通常レイドバトルに出現」

「伝説の3鳥」が復刻

まず、伝説の3鳥の復刻イベントです。9月14日〜20日の間、3鳥と呼ばれるフリーザー、サンダー、ファイヤーが出現するというイベントがありました。


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レイドバトルにはかなりの高確率で出現するようで、開始当初からマップ上には3鳥がバタバタと威容を誇っています。

レイドバトルが行われていても普段は人が集まらないようなエリアのジムでも、レイドバトルを勝利するのに十分なトレーナーで賑わっていました。

これらのポケモンは、過去に特別なイベントで入手できましたが、ファイヤーデイ、サンダーデイ、フリーザーデイと呼ばれたイベントは開催時間が3〜6時間に限られており、しかもプレイが集中してネットワークが不安定になるなどの問題も報告されていました。従って、今回のイベントが過去最大級に長い期間での出現となります。


立ち上げたら3鳥が飛んでいた!(写真:ポケモンGOより)

さらに、過去のイベント同様に色違いの3鳥を入手できることから、レアポップ(出現)の色違いを狙って何度も何度もチャレンジしているトレーナーも多いようです。これはレイドバトルマップ上での画面右下のポケモンのアイコンが並んでいる「ニアバイ」からも確認できます。

また、カントー地方のポケモン出現率アップイベントも同時にスタートしており、9月30日まで、出現率がアップするだけではなく、レイドバトルのボスポケモンとして高頻度に出現します。

このことから、アップデートが間近なのでは?というウワサもたっています。

第4世代アップデートで進化先が増えると言われているポケモンを中心に出現率がアップしていることが理由ですが、特にレイドバトルで出現する通常のポケモンは、個体値が高いことが多く、進化させる用のポケモンとしてピッタリです。

フレンドからのギフトで海外ポケモンが…

次に「7kmタマゴ」イベントです。

9月14日〜30日の間に手に入れたフレンドからのギフトで出現した「7kmタマゴ」から、地域限定ポケモンである、カモネギ、ガルーラ、バリヤード、ケンタロスがかえるようになります。


海外でのみ入手可能だったポケモンが手に入る(写真:ポケモンGOより)

日本在住の場合、普段は海外の一部地域に行くか、そこで入手した人との交換で大量の砂と引き換えにしか手に入らない、「ガルーラ、バリヤード、ケンタロス」がタマゴから手に入るようになるというイベントで、図鑑コンプリートを目指している人にとっては本当に素晴らしいイベントです。

しかも、9連タマゴガチャと呼ばれている、課金を行い9個のふかそうちを常時可動させる行為を行っている友人いわく、出現確率も決して低くなく、1480コインで現在発売されているハイパーボックスで手に入る12個(36回分)のスーパーふかそうちで十分狙える程度。海外ポケモンは4匹出た、とのことで期待値も高いです。

ちなみに筆者は残念ながら今のところアローラポケモンしか出てきていませんが、手持ちのふかそうちとスーパーふかそうちであと20回はタマゴを割れるので、なんとかなると祈っている感じです。


ミュウツーの登場が4大イベントの目玉だ(写真:ポケモンGOより)

そして最後にお伝えするのは、超有名なレアポケモン「ミュウツー」に誰でもチャレンジできるというイベントです。

9月21日早朝から10月23日までの間、伝説レイドバトルにミュウツーが出現します。

「ミュウツー」はEXレイドだけで出会える超レアなポケモンです。

EXレイドとは、招待制のレイドバトルで、EXレイド対象ジムでのバトルに勝利することが条件で招待状が送られてきます。

招待状を入手するにはまず、EXレイドの対象になっているジムの情報を調べたうえで、そこで勝利する必要があります。

そして、そのジムでのジムバッジランクやレイドバトル回数、さらにはレイドバトルの過去の参加回数も関係するようで、引退からの復活組にはなかなかハードな内容。残念ながら筆者は招待状がきたこともありませんし、いわゆるガチ勢の知人でも未だ経験なしの人がいるくらいです。

これだけレアなポケモンである「ミュウツー」に誰でも出会えるイベントなわけですから、普段は閑散としている地方でのレイドバトルにも十分な人が集まると予測されます。

筆者の家の近所のレイドバトルは普段は閑散としているのですが、今回の3鳥ではどこに行ってもトレーナーが集結していました。

地味にうれしいアップデートも

さて、ここまで4つのイベントをお伝えしましたが、実は9月6日に地味にうれしいアップデートも行われています。

フレンド同士の交換の際に、キラポケモンになる確率がアップし、かつ一定の条件下ではキラポケモンが確定というアップデートです。


バトル向きではないポケモンがキラポケモンに変身(写真:ポケモンGOより)

キラポケモンは海外サイトでは「ラッキーポケモン」と呼ばれており、バトルで強くなる(=個体値が高い)と明記されています。

実際に実験してみたところ、非常に個体値の高いポケモンに変身してくれました。

なお、キラポケモンの出現は古いポケモンを使うと上昇するとナイアンティック社関係者が明言しており、2016年9月にゲットしたポケモンと任意のポケモンの交換ではキラポケモンの発動率がアップしているのを体感できました。70匹ほど交換して10匹以上のキラポケモンになりましたので、10%は上回っていそうな気がします。

直近のポケモン同士では100匹交換して0だったという話も聞いているので、それぞれのポケモンのボックス滞在日数の合計×0.02%みたいな仕様だと(365日だと7.3%の発動率)、納得がいく感じがします。

あとは地味にラプラスなど当時レアだったポケモンの出現率もアップしており、町中でも出現していたりとまさに復活するなら“今”というワケです。