韓国の文在寅大統領はきのう18日(2018年9月)から北朝鮮・平壌を訪れていて、金正恩朝鮮労働党委員長と今年3回目の首脳会談を行っている。会談の焦点は北朝鮮の非核化だ。

「われわれは胸がときめいていますが、一方で肩が重いとも感じています」と話す文大統領に対して、金委員長は「今後、米朝の間でも引き続き進展した結果が出るようになると思います」と応じた。

ポンペオ国務長官は「圧力維持」要請

韓国側は今回、康京和外相を同行させている。外相の訪朝は初めだ。これについて「コリア・レポート」辺真一編集長は、「韓国がアメリカを意識して同行させたのでしょう。統一省が管轄する南北首脳会談に外相が参加するのは、極めて異例です。韓国も北朝鮮もトランプ大統領を意識している証拠です」と解説する。

日本経済新聞によると、アメリカのポンペオ国務長官は16日と17日(2018年9月)、康外相と2日連続で電話協議を行い、北朝鮮への圧力を維持する必要性を確認したという。

来週からの国連総会で劇的発表

共同通信社の太田昌克編集委員はこう見ている。「来週以降、ニューヨークで国連総会が開かれます。今回の首脳会談がうまくいけば、朝鮮戦争の終戦宣言を目指すという政治宣言を南北、アメリカ、中国を交えて行いたいと韓国は考えているのではないでしょうか。康外相はその橋渡し役です」

はっきりしていることは、南北両国とも、朝鮮半島のことは自分たちで決めたいと考えていることだ。