猛烈な台風22号は12日午後3時現在、中心気圧は905hPaと、今年最も低くなっています。日本では三連休にかけて沖縄の先島諸島を中心に波の影響を受けそうです。

猛烈な台風22号の実況

台風22号は12日(水)午後3時現在「猛烈な」勢力です。中心気圧は905hPaまで下がっています。先週、西日本に記録的な暴風や高潮をもたらした台風21号(最低気圧915hPa)より低くなっており、「今年最強台風」といえます。

今後の進路

台風22号は猛烈な勢力を保ったまま、さらに西へ進み、あす13日(木)には中心気圧が900hPaまで下がる予想です。その後も西進を続け、14日(金)から15日(土)にかけてフィリピンのルソン島に近づくでしょう。14日(金)に予想される最大風速は60m/s、最大瞬間風速は85m/sと、鉄骨の建物でも変形してしまうほどの、猛烈な風が吹き荒れる恐れがあります。さらに16日(日)は南シナ海に達し、17日(月・敬老の日)には華南からベトナム方面へと進む予想です。この付近には、22号より先に23号が近づいており、三連休にかけて立て続けに台風が襲うでしょう。

日本への影響は

日本では台風22号の直接的な影響はありませんが、沖縄の先島諸島の海上では、13日(木)はうねりを伴って波が高まるでしょう。台風の進路次第では14日(金)は大しけとなる恐れがあります。また、15日(土)は風が強まり、16日(日)にかけて荒れた天気となるでしょう。三連休で旅行を予定している方もいらっしゃるかと思いますが、レジャーは安全を第一に考えて、予定を見直してみてください。