セコムが「あんしん防災シェルター」を開発 地震・津波・土砂崩れ・洪水などの災害を想定した構造を採用

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日本列島は、いま、地震や洪水をはじめ、津波や土砂崩れ、火山の噴火など、局所的な災害から大規模な災害まで、さまざまな災害に見舞われている。

災害が多い国とは知っていながらも、今年の災害の多さには、驚きを隠せない。
万一の備えといっても、たいていは食料や防災グッズ程度とういう人がほとんどなのではないだろうか。

そんな中、セコムは2018年9月5日(水)に災害から身を守るための「あんしん防災シェルター」を発売した。

「あんしん防災シェルター」は、定員2名の小型シェルターだ。


外観



ハッチ(扉)を開けた状態


・外観は救難色として国際的に採用されているオレンジ色を採用
・繊維強化プラスチック(FRP)製で、30トンの荷重に耐えられる構造
・密閉構造で防水性を備えている
・津波や洪水で流されてもハッチ(扉)を上にして水に浮かぶ「自動スイング構造」
・内部から携帯電話やGPS端末が使用可能
・オプションサービスで提供する、位置情報提供システム「ココセコム」を利用して救助の要請が可能
といった点が特徴だ。


30トンの重荷に耐えられる構造



自動スイング構造


同社は、被災地における復旧・復興支援活動を通じ積み重ねてきた経験とノウハウをもとに、「あんしん防災シェルター」を開発したという。

さらに、必要な装備品を選定した付属品を、シェルター内部の収納スペースに収められている。

付属品一覧
・ヘルメット×2個
・ライフジャケット×2着
・携帯酸素(18ℓ)×10本
・ラチェットメガネレンチ(扉強制開放用)×1個
・保存水(500ml)×12本
・ソフトパン×6缶
・セーフティライト×2個
・携帯トイレ(2個セット)×6個
・パック毛布×2枚
・救急セット×1箱
・手回し充電式ラジオライト×1個
・使い捨てカイロ×6個
・室内照明用ライト×6個

仕様
・収容人数:2人
・サイズ:幅1740×奥行850×高さ1000 (mm)
・重さ:約200kg

料金
・販売価格:1,500,000円(税抜)
※別途、運送・設置料金が必要


同社によると、災害リスクが高く、さらに
・災害発生後、高台や建物の2階以上に避難することが困難な事業所や住宅
・守るべき財産が建物内にあり、避難に時間を要しがちな金融機関
・災害発生時に最後まで避難が困難な災害対応従事者がいるプラントや工場
といった層をターゲットにした製品とのこと。


執筆:2106bpm