インドネシアで会見する森保一監督

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 日本代表の森保一監督が30日、兼任するU-21日本代表監督として出場中のアジア大会が開催されているインドネシアで記者会見を行い、A代表での初陣となる9月7日のキリンチャレンジカップ・チリ戦(札幌ド)、同11日の同コスタリカ戦(吹田S)に向けた日本代表メンバー23人を発表した。

 森保監督は会見で「ロシアW杯に出ていた選手で、基本的に海外でプレーしている選手の招集は今回は見送ろうかなと思っていた」と説明。実際、ロシアW杯メンバーで招集されたのはGK東口順昭(G大阪)、DF槙野智章(浦和)、DF遠藤航(シントトロイデン)、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)、MF山口蛍(C大阪)、MF大島僚太(川崎F)の6人のみ。主力の多くは招集を見送られた。

 一方で「ただし、リオ五輪世代より下の年代の選手に関しては、海外でプレーしている選手も、その状況を踏まえながら招集させてもらった」と指摘。海外組は遠藤、植田のほか、DF冨安健洋(シントトロイデン)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)、MF堂安律(フローニンゲン)、FW浅野拓磨(ハノーファー)の8人を招集したが、遠藤、植田、中島、南野、浅野の5人は全員がリオデジャネイロ五輪代表メンバーで、冨安、伊藤、堂安の3人は東京五輪世代と、海外組は93年生まれ以降の選手のみで構成された。

 メンバー23人全体を見ても、リオ五輪世代が10人、東京五輪世代が3人と過半数を占める。チーム最年長は32歳のMF青山敏弘(広島)と東口で、30代はそのほか、31歳の槙野と30歳のFW小林悠(川崎F)で計4人。23人の平均年齢は25.35歳となり、ロシアW杯メンバーの平均年齢28.26歳(本大会初戦時)から大幅に若返った。

 当面の目標は来年1月のアジアカップ(UAE)になる。それまで年内に計6試合のキリンチャレンジカップが予定されているが、森保監督は「最初に招集した選手、チームがコアなチームだとは思っていない」と明言。「これまで代表を経験してきた選手、これから発掘という意味でA代表に新しく入ってもらう選手を含めて、私が見てみたい選手を招集させてもらいながら、チームとしてもアジアカップに向けて少しでもレベルアップできるようにしていきたい」と、今後の青写真に言及。「多くの選手を見ながらチームをつくっていきたい」と、10月、11月のキリンチャレンジカップも含めて多くの選手をテストしながらアジアカップに向けてメンバーを絞り込んでいくつもりだ。