上田(15番)のゴールでUAEを下す。日本は韓国との決勝戦に臨む。写真:徳丸篤史

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[アジア大会]U-21日本代表 1-0 U-23UAE代表/8月29日/インドネシア
 
 森保一監督率いるU-21日本代表は8月29日、インドネシアで開催されているアジア大会の準決勝でUAEと対戦。1-0で勝利し、決勝進出を果たした。
 
 準々決勝でサウジアラビアを2-1で下している日本代表は、これまでと同じく3-4-2-1システムを採用する。
 
 GKには小島亨介、板倉滉が累積警告で出場停止の3バックは右から原輝綺、立田悠悟、杉岡大暉。右ウイングバックに初瀬亮、左ウイングバックに遠藤渓太が起用され、2ボランチに渡辺皓太と神谷優太が入った。前線の3人はサウジアラビア戦と変わらず、2シャドーに岩崎悠人と旗手怜央、1トップには前田大然という顔ぶれとなった。
 
 日本はスピードのある1トップと2シャドーを軸に攻撃を展開。サウジアラビア戦で2ゴールを決めた岩崎の突破、前田の抜け出し、旗手の推進力を活かしてチャンスを作っていく。
 
 11分には旗手が中央を駆け上がりミドルシュート、24分には岩崎のクロスから再び旗手が決定機を得るが決めきれず。37分には、左サイドを突破した遠藤のセンタリングに前田がダイビングヘッドと、得点には至らずも度々UAEゴールを脅かした。
 
 一方で立田を中心とした守備陣も奮闘。UAEのダイナミックな攻撃に難なく対応し、堅い守りで封じ込んだ。
 
 後半になっても、日本は48分に遠藤のカットインからの鋭いシュートなど攻撃の手を緩めず、優位に試合を進める。しかし、なかなかUAEの粘り強い守備を破れない。
 
 ゴールを奪えない日本は、徐々に焦りの色が濃くなってきたが、78分だった。敵陣でボールを奪った渡辺が、すかさずエリア内の上田綺世の足もとに鋭いラストパスを供給。これを受けた上田は巧みに反転すると、GKの位置を見定めて、ゴール右に豪快なシュートを突き刺した。
 
 64分から1トップで出場していた上田の会心の一撃で先制した日本は、球際でしぶとく戦い、そのまま試合をクローズ。見事、決勝に駒を進めた。
 
 ファイナルの相手は、アジア大会決勝での対戦は初となる宿敵の韓国。G大阪のファン・ウィジョ、トッテナムのソン・フンミン、「韓国のメッシ」ことイ・スンウを擁するこのライバルに、日本はどう立ち向かうのか。勝利すれば、2大会ぶりの優勝となる。決勝戦は9月1日の20時30分(日本時間)にキックオフ予定だ。