原作は「モーニング・ツー」(講談社)に連載中の新田章の同名漫画である。打算と欲望の間で揺れるアラサ―女子の恋愛がリアルに描かれ、共感するところも多い。

徳永えりの連ドラ初主演ということもあり、始まる前から期待していたが、映像も美しく、既存のドラマにはない魅力がある。深夜ドラマならではのエッチなシーンも多く、見る者をドキドキさせる。徳永の「そこまでするの」と思わず目を見張るような体当たり(いろんな意味で)の演技が、最大の見どころだろう。ある意味、コンプライアンスの限界に挑戦というか。

欲望に負けて16歳も年下の高校生と・・・

徳永が演じる平ワコは31歳のフリーターで、家の近くの映画館でアルバイトをしている。彼氏の青井ふうた(通称ふうくん)とは同棲3年目で、最初の頃のトキメキももはや消え失せ、マンネリ気味である。年齢的にもそろそろ結婚しなければと思いながら、今の状況をダラダラと続けている。

そんな時、アルバイト先で、見た目もタイプ、映画好きで話しも合いそうな美しい高校生イコくん(神尾楓珠)と出会う。16歳も年下、下手すれば犯罪じゃないかと、ワコは心の中でつぶやく。それでも欲望に負け、あれこれあって、お互いに惹かれ合っていることもわかり、ついには浮気をしてしまう。

深夜に目の保養!正統派美男子・神尾楓珠

ふうくんを演じるのは黒猫チェルシー・ボーカルの渡辺大知。ちょっとモラハラ気味で、ときどき優しくなる。前田敦子の主演「毒島ゆり子のせきらら日記」でもたしか似たような役をしていた。ミュージシャンという職業がなせる業か、こういう役がよく似合う。

ワコをときめかせるイコくん(伊古ユメアキ)を演じる神尾楓珠(「かみおふうじゅ」と読むらしい)が、イケメンと軽くいってはいけないような正統派美男子で、キラキラっぷりがハンパない。深夜のドラマに王子さま現るという感じで、目の保養になる。こんなキラキラした男の子が自分を慕ってくれたら、そりゃいっちゃうよね、とワコの身になったり。

そして、浮気といえばこの人、ゲスの川谷絵音が映画監督役で出演しているほか、安藤政信、池内万作、伊藤沙莉、江口のりことクセの強いキャスティングも楽しめる。

結婚してくれそうなマンネリ彼氏か、トキメク高校生か。ワコの選択やいかに。(木曜深夜1時〜)                くろうさぎ