2段階認証イメージ

米Instagramは28日(米国時間)、同社のSNSサービスInstagramを利用する10億以上のユーザーを、迷惑メールや悪質なコンテンツフィルタ・アカウントから守るための新たな3つのセキュリティ関連機能を発表した。

まず、Instagram純正ではない、サードパーティによる2段階(2要素)認証アプリに対応する。Instagramのログイン時に信頼するサードパーティアプリの2段階認証を使用することで、安全にSNSを利用することができる。この対応は、今後数週間かけて世界中のユーザーに提供される。

また、それ以外にも、Instagram上で多数のユーザーにフォローされているアカウントの信頼性について、ユーザーが信憑性を評価できる機能を搭載する。これにより、選挙などで不確実な情報を恣意的に垂れ流すアカウントを“信頼できないもの”として扱うことができる。

Instagramから公式アカウントとして認証された証として、著名人や有名ブランドのアカウントに与えられるブルーバッジに関しても、新たな取得方法を公開する。申請は、Instagramアプリ内のフォームを利用して行う。Instagramの運営は、申請したアカウントが利用規約やコミュニティガイドラインに反していないか審査を行い、可否の通知を送ることになる。

同社では、ユーザーのセキュリティの維持のために、今後もさらに多くのツールを構築し続けるとしている。

発表資料
URL:https://instagram-press.com/blog/2018/08/28/new-tools-to-help-keep-instagram-safe/
2018/08/29