『おかしな二人』『グッバイガール』の脚本家ニール・サイモンが91歳で死去

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のちに続編やドラマ版が作られた大ヒットコメディ映画『おかしな二人』をはじめ、『グッバイガール』『カリフォルニア・スイート』といった名作を生んだ脚本家、劇作家のニール・サイモンが8月26日、ニューヨーク市の病院で肺炎の合併症により息を引き取った。享年91。VarietyやCNNなどアメリカのメディアが一斉に報じた。

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ニューヨーク出身のサイモンは同地を舞台にした作品を多く発表。1950年代に最初はラジオやTVの番組の仕事をしていたが、1961年に足を踏み入れたブロードウェイでトニー賞を3度受賞。『ヨンカーズ物語』ではトニー賞のほか、ピューリッツァー賞も獲得した。また、アカデミー賞やエミー賞に多数ノミネートされ、『グッバイガール』でゴールデン・グローブ賞に輝いている。また、彼の軽妙で設定が絶妙な脚本は、多くの俳優にアカデミー賞をはじめとした演技賞をもたらした。

もともとは1965年に初演された舞台が元である『おかしな二人』は、彼の最も有名な作品の一つ。1968年の映画化では、舞台版に出演していたウォルター・マッソーが続投するとともに、ジャック・レモンが新たに加わるという、コメディ界を代表する凸凹コンビが主演。その2年後からは、5シーズンにわたり『おかしなカップル』というTVシリーズが放送された。1998年には映画のキャストが再集結して続編『おかしな二人2』が作られ、2015年からは米CBSにて『The Odd Couple(原題)』というドラマが3シーズン続いた。このドラマ版は『フレンズ』のチャンドラー役で知られるマシュー・ペリーが製作・主演を務めている。

40年以上にわたり舞台、TV、映画界などで活躍し、多くの名作コメディを生んだサイモンの冥福を心より祈りたい。(海外ドラマNAVI)